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ねぇ、私に好きを教えて…?

第3章 オモイ思い想い

「洗い物して来ますね!!
佐山さんは、ゆっくりしててくださいっ!」

なんか、なんとも言えないけど
星羅ちゃんが笑ってくれるだけでも
こんなに幸せな気持ちになれるんだな。
見てるこっちも笑顔になれる。
最初は、星羅ちゃんのこと笑顔にできるか不安だったけど後悔してない。
俺が、星羅ちゃんの光になりたい。


「…さ、佐山さん?
どうしました?ご飯足りなかったですか?」

「だから、あれ以上食べたら太るっちゅうの。
ていうかお腹はいっぱいだよ。
洗い物までしてくれてありがとう。」

「いいえ、何もですよ。
私は佐山さんにたくさん助けられてます。
なのでお礼を言うのは私です。」

「俺も何もしねぇーよっ。
あ、ちょっとこっち来て星羅ちゃん。」

「…??」

「座って?」

「…はい、ここでいいですか??」

「星羅ちゃん、抱きしめてもいい?」

「…え?どうしたんですか急に…
照れちゃいます…///
ひゃっ…」


「星羅ちゃん、いい匂いするよね。
すごい落ち着く。しばらくこのままでもいい?」

「…はいっ。
私も、佐山さんに抱きしめられると
安心しますし落ち着きます。」

「あぁもうこんな歳で恥ずかしいけど
このままがいいずっと…
離れたくなくなる。」

「佐山さんって、クールな方かと思ってたんですけど結構お茶目なところとか可愛いところありますよねっ。」

「そうかー?
あれだ、ギャップ萌えだギャップ萌え。笑」

「ふふふ、そうですね。ギャップ萌です。」

「星羅ちゃん、ありがとう。」

「佐山さんこそ、ありがとうございます。」

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