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子宮は淫らな精子の女王

第5章 【4月5日午前9時43分】

ポータブルの精液貯め

処理は彼女が進んでやるだろう

そう勝手に腑に落ちたところ

命の塊を

彼女の膣内に排泄する

わずかばかりの肉体的な快楽と

満足感

支配欲

そして、命を冒涜していることへの実感

これが混ざり混ざって

脳の中に快楽を生む

僕も、彼女たちも

精液に反応して、ミヤコがきゅーっと身体を縮める

あくびをする猫のように

四つん這いの状態で

おなかを引っ込めて、

背中をまげて

その快楽を耐えようとする

それもすぐに、快楽の波に流されて

うるさい
 煩 い 喘ぎ声を吐き始める

びくびくと膣ヒダが跳ね回って

脈打つ

ペニスの根本をきゅっと括約筋が押しつぶして

先端部分は子宮口にキスをするような感触

ずるずると粘膜がこすれあう

まるで2本の棒をカチカチと叩くように

叩きつけられて

こすり上げられる

ミヤコの生殖器官は文字通り全く別の生物のように

それを離してはくれなかった

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