キャンプ❤️デート
第2章 本当のキャンプ❤️デート
――――はあ?
このクソ女は何を言っているんだ!?
俺はお前のために貯金を貸してやった上に、俺のアパートに住ませてやっていたんだぞ?
収入のないお前を、食わせ住まわせてやった恩も忘れて何だよその言い方!
俺は何にも出来ないお前のために、あれをしろ!これをしろ!と、アドバイスをしてやっていたんだ!
それを、罵倒しただの!馬鹿にしただの!言いやがって!
俺がいなかったら!お前はダッサイ裏路地にショボいカフェを開いていたんだぞ!
それを俺の助言でキャンセルし、もっと気の聞いた物件を選ぶよう進めたのは俺だ!
感謝はされども、文句を言われる筋合いは何処にもない!
俺は、教えてやったんだ!
夢のカフェかもしれないが!俺の金が使われているんだから!俺がアレコレ口だして何が悪い!