テキストサイズ

キャンプ❤️デート

第2章 本当のキャンプ❤️デート



――――それから数週間後…



俺の遺体は川の下流で見つかった



あの後、山の天候は変わり…雨が振り出し



川の水位が増え――――…俺の体は流され下流まで移動していた



「ソロキャンプに行くと言って彼氏が帰ってこない」


と、あのクソ女は俺を置き去りにした二日後にキャンプ場の管理人に捜索依頼を出した


もちろん捜索したキャンプ場スタッフは、広い敷地の端の方に立てられていたテントを見つけ――――…俺の遺体を発見と言う流れとなった


しかし、下流まで流された俺の遺体を見つけるのに時間がかかり…


俺の体は、ふやけ…魚や野犬に食べられ噛られ…見るも無惨な状態だった



白く濁り溶けだした眼球は流されている間に無くなったし、唇は紫を通り越してグレーになり…水分を含んで生きている時の倍に膨れ上がっていた


小さい頃からイケメンだと評判だった俺の顔は…微生物の住みか&食料庫と化していた




ストーリーメニュー

TOPTOPへ