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二人のキセキの物語 MN

第36章 クリスマスの二人8 ニノ



その目力を最大限にした潤くんに見つめられると
俺はすぐにでも

「嘘です、ごめんなさい。好きだって言いました」

なんて言いそうになっちゃう

それを避ける為に
そっと目を伏せてその視線から逃れるんだけど


「ニノ・・・・・・」
「・・・・・・」

「ニノ、こっち向けよ」
「・・・・・・」


潤くんの綺麗な顔が 俺の方にぐっと近づいて来た




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