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儚き恋の物語

第2章 ー異変ー

山ちゃんと出会い1ヶ月と少し。特に進展もなく時は流れていった。

しかし、変わったこともあった。この数日前に俺は審査に受かり配信者になることが出来た。

皆に祝って貰いなんとなく枠の常連たちも確立してきた時だった…

山ちゃんは俺の枠に訪れてきた。

俺の枠では毎回凸の制限を解放してみんなが凸に入れるようにしてあった。

山ちゃんは凸に上がり俺と話していた。

霧の枠内では個人的な話は少なかったので山ちゃんと色々な話をした時は楽しかった…

山ちゃんは4歳年下の女の子で、少し勉強が苦手なようだ…

この日を境に山ちゃんは俺の枠によく来るようになった。

山ちゃんが俺の枠に来る回数が増える度俺にはある異変に気づいた。

高校2年生になって初めての感情だった…

胸がそわそわして、学校でも気づけば山ちゃんのことを考えていた…

そう、初恋だった…

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