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不器用同士

第39章 入院2日目

「おはよ」
『Zzz…』

はぁーっっ!!
可愛い!!///
てか服はだけてる…///

「響ー。起きてー」
『…っっ!?』
「響?」
《何でもない》
「あんま寝れなかったのか」
『…』
「夢で何回も出てきたんだな?」

響は泣きそうな顔で頷いた

「悪いな…俺がいれなくて…」
《大丈夫》
「…そうか」
「樋口さーん。ご飯食べた?」

…看護師か…

「食わないのか?」

響は頷いた

「…いらないそうです」
「ちゃんと食べなきゃだよ?」

響は首を横に振った…

「そう。お昼は食べてね」
『…』

「響…」
《大丈夫。寝起きだから》
「そうだけど…」
《今日は何する?》
「…ずっとキスでもするか?w」
『っっ!?///』

可愛すぎ…
こんな反応されたら落ちない男はいないな…

「冗談w」
《バカ!!》
「うっせwあー、さっき柴崎から電話来てさ。俺達の単位大丈夫らしいぞw」
《やった!!》
「もう…可愛い顔すんなよ…」
《可愛くない!!》
「はいはいwあ、数学教えてくれよ」
《いいよw》

《ここは正弦定理使うの》
「正弦定理…」
《sinA分のa=sinB分のb=sinC分のc=2R》
「覚えてるのかよ…」
《覚えなきゃ点数取れないよw》
「まぁ…」
《ほら、解いて〜。私終わったから》
「早!?…解きます…」
《じゃあ聖にテストを作ってやろう。全部解けたらキスね》
「よっしゃやってやろうじゃねーか!!」
《今のプリントの範囲にしておくから頑張って》
「おう!」

30分後

《できたよ》
「もうちょい待ってくれ…」
《じゃああと30分待ってあげる》
「サンキュw」

さらに30分後

《いい?》
「…おう」
《じゃ、頑張って》

俺は死ぬ気で響お手製テストを解いてた
響のキス…w

「できた」
《じゃあ丸つけするわ》
「おう…」

《丸つけ終わったよ》
「…」
《全部合ってたよw》
「よっしゃぁぁっ!!」
《喜びすぎwじゃ、キスね》
「おうw」

クチュクチュ…

「サンキュなw」
『…///』

エロいし病院着が…
だけど…

《聖?》
「うわっ!」
《何かあった?》
「いや…えっと…」
《ん?》
「…エロい…なー…と…」
『っっ!?///』
《やっぱ男だね》
「…はい…男です…」

響はちょっと黙ってた
怒らせたか…?

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