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不器用同士

第7章 夏祭り

私の地域の夏祭りは7/14
今日は前日の7/13
私は頭を抱えながら髪型と服を考えてた…

「んー…スカートはくのは決定なんだけど上と髪型がなぁ…」

ちなみにもう30分くらい考えてるw

「聖を驚かせるためにはどんな感じがいいんだろ…あ、メイクもするか」

それから1時間後…

「あ"ー…できたー…」

普段女っぽい服を着ない私からしたら今回のコーデは難問だった…
スカートとメイク道具は父親が買っておけって言ってたから持ってた
とりあえず青中心のコーデにした
白いフワッとしたTシャツ、紺のフレアスカート、白の3cmくらいのヒール
アクセサリーは青いシュシュと、青のピアス、シルバーのネックレス
髪型はお団子みたいなやつ
メイクはピンク系
これくらいすれば聖も驚くでしょw
「キモ」って言うとこ想像できるわw

「さて、寝ますか」

7/14
聖はよく寝るから集合は11:00にした
だけど…甘かったみたい…( ̄▽ ̄;)ハハ……

〈悪い、寝坊した〉

うん、今10:55なんだけど
…まぁ…通常運転だ…待とう

《ん、大丈夫よー。駅の待合室いるね〜》
〈分かった〉

30分後に聖は汗だくで来た

「お疲れ様ですw寝癖直ってないじゃんw」

そう言って私は聖の寝癖を直した
聖は3ヶ月髪切ってなかったから髪がふわふわで気持ちよかった(*^^*)

「あ、そうそう。私の格好変?w」
「…別に」
「え!?…あー、そう」

何でだ…?私が女っぽい服着てるんだよ!?

「おい」
「あー、ごめん。行こっか」

「暑い…」
「だよね〜。聖は急いで来たんだもんw」
「ちょっと休ませてくれ…」
「そうだね。あ、あそこ空いたから聖座っててくれる?」

私が指さしたのは椅子とテーブルがある場所

「分かった」
「私何か買ってこようか?」
「適当に食うもの買ってきてくれ…あと冷たいやつ…」
「りょーかい」

私はたこ焼きとフリフリポテトとロングポテトとハーゲンダッツのチーズケーキ味を買ってきた

「お待たせ」
「…あぁ…」
「だいぶ参ってるね」
「…あぁ…」

私はササッとアイスを開けて食べてた

「アイス食べる?あ、知覚過敏で無理だっけ…」
「…もらう」
「ん、OK。はい」

私がしたのは俗に言う「あーん」というやつ
あやがいたら「あーん」!?「間接キス」!?って叫ぶと思う
私は気にしないけどw

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