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不器用同士

第7章 夏祭り

「っっ!!…もう大丈夫…」
「やっぱ飲み物買ってくるよ。何がいい?」
「氷結」

聖は少々不良なんだよねー…

「あ!私も飲みたい!」

私も少々不良なんだよねー…

「あ…私買えるか不安だわ…」
「俺買ってくる」
「いくら?」
「俺が奢る」
「え、あ、ありがとう」

そう言って聖は手早く買ってきた

「ありがとう」

聖はもう飲み始めてたから頷いてた

30分後
私達は暑さのせいですぐ酔って、私は自分でも考えられないことをした

「聖〜、今日だけ私の彼氏になって〜」

聖の反応は手に取るように分かった
そりゃそうだよ。友達から「彼氏になって」って言われたら誰だって驚く
だけど私も驚かされた
聖は…私のお願いに対して…

「この場所から離れたらな」

はぁ!?何これ!?
一気に酔いが覚めた

祭り会場から10分くらい離れた所はほとんど人がいなかった
私達は万が一のことを考えて人があまり通らない道を歩いて、コンビニに行こうとしてた

「何かこっちの方が涼しく感じる〜」
「そうか?」
「んー、何となく〜」

そして私は

聖の手を握った

そうしたら…

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