テキストサイズ

不器用同士

第45章 2度目の学校

「で、あれは?」
「夏休み遊園地で会っただろ?」
「あー…あれね」
「実は午前も見たんだ。手繋いでる所」
「え!?///」
「で、聖といる時の響の顔がすげー可愛くてさ…意外って言うか…」
「あ…そう///」

「好きだ」

「…え…?」
「俺、響の事好きなんだ。もう無理だろうけど、それでも好きだ」
「ーっっ///…意味わかんない…私阿部の事めっちゃ嫌ってたのに何で」
「まぁ…」
「まさかドM!?」
「違うわ!!」
「じゃあ何で」
「だからいつもの顔は演技だと思ったからだよ。聖といる時の響が可愛いから…」
「有難いような有難くないような…でも分かってるでしょ?私は」
「聖がいるもんなw応援する。だけどまだ好きでいていいか?」
「…別に…///」
「はいそこまで!!響もこんな奴に照れるな!!」
「本当にモテてるんだ…」
「俺の知ってる限りあと6人いる」
「マジかよ…」
「だから俺達付き合ってるって公言すればいいだろ?」
「バカ!!聖キャラがブレすぎなのよ!!」
「響の前だけだろ!?」
「それが困るのよ!!」
「何でだよ!!」
「あのー」
「「何!?」」
「もう5時過ぎてるけど」
「あ、忘れてた」
「だな」
「聖、玉ねぎのみじん切りするから炒めて」
「おう」
「夫婦かよ…((ボソッ」
「ん?」
「何でもない」
「あっそ」

何やかんやでハンバーグを作って3人で食った
俺はもう我慢の限界だ…

「響、キスしていい?」
「「っっ!?」」
「バカじゃないの!?阿部いるんだよ!?」
「いなければしていいのか?」
「そーゆー問題じゃない!!もう1週間出禁ね!!」
「ごめんなさい!!冗談です!!許してください!!」
「嫌だ!!」
「響、そろそろ帰るわ」
「もっといていいよ」
「いや、精神攻撃になるから遠慮しておきます」
「あ…はい…」
「ごちそうさまでした」
「あ…はい…」

やっと阿部が帰った…

「響、いい演技してたな」
「バレた?w」
「どれだけ響の事見てると思ってるんだよw」
「変態」
「うわ、傷ついた」
「嘘。好きだよw」
「俺もwキスしていい?」
「どっち?」
「ディープw」
「いいねw」

クチュクチュ…

「ん…ぁ…ふぁ…んぅ…長いよ…///」
「他の男入れるからだろ?」
「んっ…さりげなく胸揉まないでよ…///」
「泊まっていい?」
「いいよ///」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ