
不器用同士
第46章 演技の学校
「でも俺はすぐ帰ったぞ?」
「まぁ聖も気づいてなかったからそうかもしれない。だけどさ、何で話しかけてきた?私今特に困ってなかったのにw」
「それは…」
「聞いちゃったんだw」
「ああ…」
「響!!」
「聖…何でそんな怒ってるの?」
「俺以外の男と二人っきりになるな…」
「だって昨日の夜の事聞かれちゃった」
「…はぁ!?おい何してんだ阿部。すぐ帰ったんじゃねーのか?」
「いや…聞くつもりじゃ…気づいたら聞こえてて…」
「聖、周りにバレる。騒がないでよ」
「…はい…」
「じゃ、私は勉強するからばいにー」
「は?」
「だって夜時間取れないもんw」
「「…」」
「聖、今日はしないから。阿部、他に言ったらこっちも手があるからw」
「「はい…」」
学校終わってから聖と歩いて帰ったんだけど…
「何でそんなイラついてるの?」
「エロい響の声を聞かれた」
「あっそ…そう言えば五十嵐プロダクション1回だけAV作ってる」
「…だから行かなかったのか」
「当たり前w」
「早く家帰って何か弾いてくれよ」
「いいよw」
聖side
響すげー楽しそうだなw
俺も楽しみになってきた
「ごめん。チューニングするからちょっと待ってて」
「あ、ああ」
チューニングとは何だ…
検索するか…
[音程を合わせること]
なるほど。分からん。音が鳴ればいいんじゃないのか?
そのうちに楽器の音が鳴り出した
すげーな…何か高そう…
「これいくらくらいなんだ?」
「えーっと…トランペットとアルトサックスと電子ピアノは30万くらいで、ギターは5万くらい」
「95万…」
「宝くじ当たったから調子乗って買ったのw弾いていい?」
「あ、ああ…」
「じゃあトランペットから。『sing sing sing』弾くね」
「おう」
曲名は知らなかったけど聴いたことあるな…
何か金管だからキツい音かと思ったけどちゃんと強弱があって優しい音だった
「ふぃ〜。聴いたことある曲だった?」
「ああ。すげーな。結構速いテンポなのに息切れ1つしてない」
「小学校からしてるから自然と肺活量ついたのかもねw」
「すげーw次は?」
「じゃあアルトサックスで『残酷な天使のテーゼ』。知ってる?」
「ああ」
「行きます」
やばい…
歌が無いのに緊張感が伝わってくる…
抑揚もしっかりついてるから演奏って言うか歌ってるみたいだ…
「まぁ聖も気づいてなかったからそうかもしれない。だけどさ、何で話しかけてきた?私今特に困ってなかったのにw」
「それは…」
「聞いちゃったんだw」
「ああ…」
「響!!」
「聖…何でそんな怒ってるの?」
「俺以外の男と二人っきりになるな…」
「だって昨日の夜の事聞かれちゃった」
「…はぁ!?おい何してんだ阿部。すぐ帰ったんじゃねーのか?」
「いや…聞くつもりじゃ…気づいたら聞こえてて…」
「聖、周りにバレる。騒がないでよ」
「…はい…」
「じゃ、私は勉強するからばいにー」
「は?」
「だって夜時間取れないもんw」
「「…」」
「聖、今日はしないから。阿部、他に言ったらこっちも手があるからw」
「「はい…」」
学校終わってから聖と歩いて帰ったんだけど…
「何でそんなイラついてるの?」
「エロい響の声を聞かれた」
「あっそ…そう言えば五十嵐プロダクション1回だけAV作ってる」
「…だから行かなかったのか」
「当たり前w」
「早く家帰って何か弾いてくれよ」
「いいよw」
聖side
響すげー楽しそうだなw
俺も楽しみになってきた
「ごめん。チューニングするからちょっと待ってて」
「あ、ああ」
チューニングとは何だ…
検索するか…
[音程を合わせること]
なるほど。分からん。音が鳴ればいいんじゃないのか?
そのうちに楽器の音が鳴り出した
すげーな…何か高そう…
「これいくらくらいなんだ?」
「えーっと…トランペットとアルトサックスと電子ピアノは30万くらいで、ギターは5万くらい」
「95万…」
「宝くじ当たったから調子乗って買ったのw弾いていい?」
「あ、ああ…」
「じゃあトランペットから。『sing sing sing』弾くね」
「おう」
曲名は知らなかったけど聴いたことあるな…
何か金管だからキツい音かと思ったけどちゃんと強弱があって優しい音だった
「ふぃ〜。聴いたことある曲だった?」
「ああ。すげーな。結構速いテンポなのに息切れ1つしてない」
「小学校からしてるから自然と肺活量ついたのかもねw」
「すげーw次は?」
「じゃあアルトサックスで『残酷な天使のテーゼ』。知ってる?」
「ああ」
「行きます」
やばい…
歌が無いのに緊張感が伝わってくる…
抑揚もしっかりついてるから演奏って言うか歌ってるみたいだ…
