
不器用同士
第46章 演技の学校
「ちょっと引き込まれちゃった?w」
「ああ…なんて言えばいいか分かんねーけど歌ってるみたいだった」
「吹く前に何回も歌ったからねw」
「そうなのか?」
「私ソロ曲は楽譜見ないからw」
「は!?」
「絶対音感あるのw」
「すげー…」
「次はギターで『千本桜』」
マジかよ…
指の動き半端ねぇ…
ちょっとアレンジも入ってるか?
しかも赤いギターが響に似合う
「あー、指疲れたーw」
「だろうなwえげつない動きしてた」
「ピアノはちょっと休憩してからでいい?結構疲れる曲だからw」
「そこまで?まぁいいや、コーヒー?紅茶?」
「コーヒー」
「了解」
響は弾く時もその曲に合わせて表情とか動きが変わってた
天才としか思えない
「はい、コーヒー」
「ありがとw次は『革命のエチュード』弾くんだ〜」
「歌?」
「クラシック」
「そこまで手出してるのかw」
「たまたま聴いて気に入ったから楽譜買って弾けるようになったの。難しい曲だったーw」
「楽譜見ないんじゃねーの?」
「この曲の難易度異常だから買ったw」
「そこまでかよ…」
「聴けば分かる」
「分かった」
響は飲み終わってからピアノの椅子に座って深呼吸をして鍵盤で指を踊らせた
本当に踊ってるみたいだった
最初は迫力凄かったのに急に優しさがあったりして響が好きになった理由がわかる気がした
「響の指どうなってるんだよ…」
「結構練習したよ?」
「どれくらい?」
「30時間くらい?」
「嘘だろ!?こんな難しい曲をたった30時間で!?」
「まぁ…沢山聴いてから弾いたからね」
「それで出来るのかよ…」
「何か弾いてみる?」
「絶対無理。響の聴いてたい」
「うーん…何がいいかな…何がいい?聴いたことあるやつなら弾けるけど」
「じゃあ…『くるみ☆ぽんちお』」
「おお…何回か聴くね。話しかけないでよ?」
「おう」
響は10分くらい動きもせずに聴いていた
「よし!!多分弾ける!!」
「すげーな…」
響は完璧に弾いた
少しの違和感も無かった
「どうだ!!」
「改めてすげー…」
「次は!?」
「あ…じゃあ『LOSER』」
「それは聴かなくても弾けるわ」
「マジかよw」
こんな感じで1時間リサイタルが行われてたw
そこに
[プルルルルル…]
「あ、私か。ごめん」
「おう」
「あ、奏也?」
奏也…?
誰だよ
男…?
響は男嫌いだろ…?
「ああ…なんて言えばいいか分かんねーけど歌ってるみたいだった」
「吹く前に何回も歌ったからねw」
「そうなのか?」
「私ソロ曲は楽譜見ないからw」
「は!?」
「絶対音感あるのw」
「すげー…」
「次はギターで『千本桜』」
マジかよ…
指の動き半端ねぇ…
ちょっとアレンジも入ってるか?
しかも赤いギターが響に似合う
「あー、指疲れたーw」
「だろうなwえげつない動きしてた」
「ピアノはちょっと休憩してからでいい?結構疲れる曲だからw」
「そこまで?まぁいいや、コーヒー?紅茶?」
「コーヒー」
「了解」
響は弾く時もその曲に合わせて表情とか動きが変わってた
天才としか思えない
「はい、コーヒー」
「ありがとw次は『革命のエチュード』弾くんだ〜」
「歌?」
「クラシック」
「そこまで手出してるのかw」
「たまたま聴いて気に入ったから楽譜買って弾けるようになったの。難しい曲だったーw」
「楽譜見ないんじゃねーの?」
「この曲の難易度異常だから買ったw」
「そこまでかよ…」
「聴けば分かる」
「分かった」
響は飲み終わってからピアノの椅子に座って深呼吸をして鍵盤で指を踊らせた
本当に踊ってるみたいだった
最初は迫力凄かったのに急に優しさがあったりして響が好きになった理由がわかる気がした
「響の指どうなってるんだよ…」
「結構練習したよ?」
「どれくらい?」
「30時間くらい?」
「嘘だろ!?こんな難しい曲をたった30時間で!?」
「まぁ…沢山聴いてから弾いたからね」
「それで出来るのかよ…」
「何か弾いてみる?」
「絶対無理。響の聴いてたい」
「うーん…何がいいかな…何がいい?聴いたことあるやつなら弾けるけど」
「じゃあ…『くるみ☆ぽんちお』」
「おお…何回か聴くね。話しかけないでよ?」
「おう」
響は10分くらい動きもせずに聴いていた
「よし!!多分弾ける!!」
「すげーな…」
響は完璧に弾いた
少しの違和感も無かった
「どうだ!!」
「改めてすげー…」
「次は!?」
「あ…じゃあ『LOSER』」
「それは聴かなくても弾けるわ」
「マジかよw」
こんな感じで1時間リサイタルが行われてたw
そこに
[プルルルルル…]
「あ、私か。ごめん」
「おう」
「あ、奏也?」
奏也…?
誰だよ
男…?
響は男嫌いだろ…?
