無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

響side

あー、聖が照れてる!!
ちょっと見とれてたのに男が話しかけてきた…

「響、俺の事わかる？」
「うん。角谷くんだよね」
「下の名前で呼んでくれよ」
「蓮くん？」
「っっ!?///」
「どうしたの？」
「いや…何でもないw」

蓮side

俺はナルシストじゃないけど、一応イケメンの部類に入るらしい
トークも活かして女を落としてきた
1回も好きになった事ないけどねw
響は試しに落としてみたかっただけ
だけど俺が落とされそうになった…
家ではこんな感じなのかよ…

「響」
「聖!!ごめんね。また後で」
「ああ」

俺より小野ね…
ちょっと気になるなw

「他の男と話しすぎ」
「だって話しかけてくるんだもん」
「響が可愛いからな」
「ーっっ!?///バカ!!///」

っっ!?
照れてるのか!?
え、マジで可愛い…
ん？小野って可愛いとか言うタイプだっけ？

「今日の夕飯何？」

夕飯？一緒に食ってるのか？

「ロールキャベツ」
「俺ロールキャベツ好きだわ」
「なら頑張って作るね♪」
「サンキュw」

小野が笑ってる？
付き合ってるのか？
確かに小野は最近イケメンって騒がれてる
だけど俺の方がイケメンだろ？

「お昼ご飯いつもの場所？」
「おう」
「じゃあまた後で♪」
「おうw」

響が小野と話すのをやめてこっちに来た

「響って小野と仲良いね」
「中学一緒だし」
「昼飯も一緒に食ってるのか」
「私友達少ないから」
「夕飯は？」

俺は響と話してたのに急に聖が話に入ってきた

「今日俺の親いないから響の家に行くだけ」
「そうなんだw」

カップ麺作れば良くね？
何でわざわざ響の家？

「響、チャイム鳴るから行こっか♪」
「あ、ごめん。辞書取ってきてないから先教室入ってて」
「俺待ってるよ？」
「先生来たら困るでしょ？」

あからさまに俺を避けてるな

「分かった」

響side

角谷めっちゃ来るからめっちゃ疲れた…
聖と付き合ってるのバレなきゃいいけど…

2 限後の休み時間

「響」
「あ、阿部じゃん！」
「全くキャラ違うなw」
「めっちゃ疲れるけど面白いね」
「そうか」
「あ、下の名前で呼んであげようか？陽向ってw」
「いや、陽向だと…あれが…」

ふーむ…
あれとは何だ？

「あ、私が退院した時の？」
「あ、ああ…」
「じゃあそのままね」
「頼む…」