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不器用同士

第56章 え!?後輩!?

響side

今日も昨日と同じ感じで学校に行った
ただ…すげーめんどい…

「あ、あの、樋口先輩ですよね!?」
「そうだけど、どうしたの?」
「角谷先輩が樋口先輩の事言ってたんですよ!!マジで可愛いって」
「漣くんったら大袈裟だなぁw」
「そんなんじゃないですって!!マジで可愛いです!!」

あーw
聖が殺気出してるw

「響、そろそろ」
「うん。分かった。じゃあね、後輩くん♪」
「は、はい///」

まさか後輩まで噂が行くとは…
こりゃクラスに行ったら…

「響おはよう!!」

クラスの男子の9割が綺麗にハモってた…

「おはよ♪」
「っっ///」
「漣くん、ちょっといい?」
「お、いいよw」

私は角谷を人が少ない所に連れていった

「響はようやく俺に告る気になったのかな?」
「あのさー…今日後輩が来た…漣くんの後輩くんが…マジ疲れたからやめてくれる?」
「もうファンクラブできてるらしいよ」
「はぁ!?」
「それだけ響が可愛いんだよ…」

言い方変えたか…
しかも色気を少し含ませてる

「私は可愛いより美人さんの方が嬉しいんだけどなぁ…」
「確かに泣きぼくろとかストレートの黒髪は美人なんだけど、タレ目とか、目が大きかったりする事で可愛いさupなんだよね…本当に可愛い…」
「っっ!?」

角谷は私を後ろから抱きしめた

「離せ」
「嫌だ」
「何でだよ!!」


「好きだ」


「無理。他の女当たって」
「俺が初めて好きになった女が響なんだ…」
「だとしても無理。私は聖がいる」
「だよねー…だけどずっと狙ってるから」
「離せー!!他の女に抱きついてろ!!」
「っ…はぁっ…はぁっ…俺の女に触ってるんじゃねーよ…」

聖登場!!
ナイスタイミング!!

「あ、ナイト様のご登場か…」
「離せって…角谷!!離せよ!!」
「ナイトが現れても俺は響を落としたいんだよ」
「聖…こいつキモい…」
「おい、誰だか知らねーけど響を離せ」
「俺の事知らないんだw結構有名だけどね」
「興味無い。響、めんどい奴に付きまとわれたな…とりあえず精神攻撃するから」
「は?え?…ん!?ぁ…ふぁ…ん…って何してんのよ!!///」

思いっきり角谷の前でディープされた

「やば…」
「"俺の"響だ。離せ」
「はぁ…分かった…」

そこら辺の彼氏いない人に角谷が告ったら女は即OK出すだろうけど…私は無理だ

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