
不器用同士
第58章 男子とカラオケ
[…]
「今の男と随分気が合うようですね。少なくとも17年は続いてる…パパの時は5年だったのに!!何で俺を産んだんだよ!!浮気するくらいなら産むなよ!!答えろよ!!」
[…ママはね?]
「俺に13年も会わなかったくせに今更母親面してるんじゃねーよ!!」
[…会えなかったのよ…響が]
「俺を捨てたくせに俺の名前を呼ぶな!!俺を言い訳にするな!!」
響は変人に黙ってスマホを返した
「…姉さん」
「もう姉さんなんて呼ばないでくれ!!やっぱ無理だ!!お前は他人だからってずっと思うようにしてた!!だけどやっぱ俺はっ…あの女の子供のお前はっ…」
「…もう会わないよ…ごめん」
奏也が帰ってから響は俺に抱きついて泣いた
だから気づいてしまった
「響…だから会長の時も…」
トラウマになったのか
って言いそうになった
言ったら響は余計に泣く
だから言えない…
「違う!!…違うのっ…あの女と颯は!!全然関係っ…ないのっ!!…っ…」
「母親の事…」
「許してない!!許す訳ないっ!!…っ…」
「…分かった。もう話さなくていい。今日は解散するか?」
「…歌う…イライラしたから…歌う…」
「そうか」
「…はぁ…皆!響の歌う曲、盛り上げてくれる!?」
「「「「「おう!!」」」」」
「じゃあ男子大好きな曲♪『くるみ☆ぽんちお』!!」
「フー!!」「イエーイ!!」「響ー!!」
「Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa
Dub-You Dub-You Dub-You-yeah-yeah 〜♪」
男達は必死に盛り上げてた
俺は手拍子くらいしかできなかったけど響は楽しそうに歌ってた気がする
「さぁ皆さんご一緒に♪Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa
Dub-You Dub-You Dub-You-yeah-yeah 〜♪」
俺はあんまできなかったけど男全員リズムを歌ってた
「くるみ☆ぽんちお♪」
「「「「フー!!」」」」
「あー!楽しかったー!!ありがとう!!」
「「「「おう!!」」」」
「響」
俺は画面を指さした
「96!?やったー!!」
「良かったな!!」「流石響だ!!」「やったじゃねーか!!」「おめでとう!!」
その後響は10曲ぶっ通しで歌った
俺は酒頼んでた
「お待たせ致しました。レモンサワーです」
「ありがとうございます」
「今の男と随分気が合うようですね。少なくとも17年は続いてる…パパの時は5年だったのに!!何で俺を産んだんだよ!!浮気するくらいなら産むなよ!!答えろよ!!」
[…ママはね?]
「俺に13年も会わなかったくせに今更母親面してるんじゃねーよ!!」
[…会えなかったのよ…響が]
「俺を捨てたくせに俺の名前を呼ぶな!!俺を言い訳にするな!!」
響は変人に黙ってスマホを返した
「…姉さん」
「もう姉さんなんて呼ばないでくれ!!やっぱ無理だ!!お前は他人だからってずっと思うようにしてた!!だけどやっぱ俺はっ…あの女の子供のお前はっ…」
「…もう会わないよ…ごめん」
奏也が帰ってから響は俺に抱きついて泣いた
だから気づいてしまった
「響…だから会長の時も…」
トラウマになったのか
って言いそうになった
言ったら響は余計に泣く
だから言えない…
「違う!!…違うのっ…あの女と颯は!!全然関係っ…ないのっ!!…っ…」
「母親の事…」
「許してない!!許す訳ないっ!!…っ…」
「…分かった。もう話さなくていい。今日は解散するか?」
「…歌う…イライラしたから…歌う…」
「そうか」
「…はぁ…皆!響の歌う曲、盛り上げてくれる!?」
「「「「「おう!!」」」」」
「じゃあ男子大好きな曲♪『くるみ☆ぽんちお』!!」
「フー!!」「イエーイ!!」「響ー!!」
「Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa
Dub-You Dub-You Dub-You-yeah-yeah 〜♪」
男達は必死に盛り上げてた
俺は手拍子くらいしかできなかったけど響は楽しそうに歌ってた気がする
「さぁ皆さんご一緒に♪Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa
Dub-You Dub-You Dub-You-yeah-yeah 〜♪」
俺はあんまできなかったけど男全員リズムを歌ってた
「くるみ☆ぽんちお♪」
「「「「フー!!」」」」
「あー!楽しかったー!!ありがとう!!」
「「「「おう!!」」」」
「響」
俺は画面を指さした
「96!?やったー!!」
「良かったな!!」「流石響だ!!」「やったじゃねーか!!」「おめでとう!!」
その後響は10曲ぶっ通しで歌った
俺は酒頼んでた
「お待たせ致しました。レモンサワーです」
「ありがとうございます」
