テキストサイズ

不器用同士

第58章 男子とカラオケ

「聖だけレモンサワーずるい…」
「飲むか?」
「うん♪」
「ちょっと待て、え、レモンサワー?」
「そうだよ〜。私達結構飲むからw」
「一応未成年なんだけど」
「いいの。バレなければ」
「そう…なのか…?」
「聖ちょうだい」
「はい」

響はちょっと飲んで歌に入った

「次は『世界は恋に落ちている』」

「鈍感な君だから 口に出して言わなきゃ 今君に伝えるよ ねぇ 好きです〜♪」

また俺の方見て…///
俺はもう1つレモンサワーを頼んだ

「お待たせ致しました」
「ありがとうございます」
「次皆の歌聞きたいな♪1人ずつお願い♪」
「「「「はい!!」」」」

男は『EXCITE』とか1人ずつ歌ってた

「ねぇ聖…ちょうだい…」
「響のを頼んだんだよw」
「ありがと♪」

響はいつもより早いスピードで飲んでた

「聖…私…いっぱい恋愛ソング歌ったけど…分かった…?///」
「ああ。気になる歌詞が何曲かあったなw」
「ねぇ…『世界は恋に落ちている』の鈍感な君だから 口に出して言わなきゃ 今君に伝えるよ ねぇ〜♪の後…私の気持ちだから…私」
「響、全員歌っ…たぞ…」
「何で響飲んでるの!?」
「てかくっつきすぎ…」
「響…そろそろお前が歌いな」

響に酒頼まなければ良かった…
響は最後の一口を口に含んで





俺に口移しした





「「「「はぁっ!?」」」」
「っっ!?ひ、響!?///」
「い〜じゃん…好きな人にキスして何が悪いの〜?」
「「「「はぁっ!?」」」」
「おい小野どういう事だ」
「響に…聞いてくれ…あいつ酔ってる…し…」
「響ー」
「ん〜?何〜?」
「まず、酔ってますか?」
「いつもより酔ってないよ〜…ふふ〜w」

いつもと言うか…
最近飲んでないから一気に酔いが回ったのかもしれない…

「えーっと…響は小野の事」
「大好き〜」
「「「「っっ…」」」」

俺を除いた男全員死んだ
俺は瀕死

「聖はね〜?私にめっちゃ優しいのwいつも私の事守ってくれるし〜w」
「小野…真実を話せ…」
「きょ、今日の事…誰にも…響にも言わなければ…」
「ああ。誓おう」
「俺と響は…その…」
「付き合ってるの〜w」
「響!?」
「「「「…_(┐「﹃゚。)__」」」」
「いつもチューするし〜w」
「「「「_(┐「﹃゚。)__」」」」
「響…その辺で…後で家行ってやるから…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ