テキストサイズ

不器用同士

第10章 クラスマッチ初日

叔母さんの家にいても聖とLINEしてた

《叔母さんに話合わせるのつらいー》
〈確かに〉
《お金くれないしー》
〈まじかwでも最低会長よりマシだろ〉
《超マシ!》
〈中学生とは思えねーな〉
《それなー。ファーストキス奪われたし…》
〈大事か?〉
《少なくともあんな最低には渡したくなかった》
〈そんなもんか〉
《しかもまだダイエットしてないのに見られたし》
〈草〉
《ま、あいつに今ならざまぁと言えるわw》
〈ん?〉
《あの時より2カップ大きくなったからなw》
〈まじかよw確かにざまぁだなw〉
《ま、そこら辺の女優よりは小さいけどねw》
〈でもでかい方だろ?俺の後ろは関東平野だし〉
《関東平野www》
〈もしくはスーパーカーの車高〉
《分かりづらいわw》

まぁ…こんな会話してましたよ

《帰れるー!!》
〈やっと終わったか〉
《家に着くの19:30くらいだってー⤵︎⤵︎⤵︎》
〈遠いもんな〉
《今日病院行くあたりからずっとだるかったよ》
〈確かに何回もだるいって言ってたな〉
《でしょ》

まぁ、そこから1時間ぶっ通しでLINEしてた
そこでもう1回聞いてみたんだ

《やっぱ答え出せない?嫌ならさっさと振ればいいのに》

既読ついてから時間ちょっと経ってから返信来た

〈バレたら面倒だぞ〉

「よっしゃ!」って車の中で言ってしまった…

《大丈夫。颯の時で慣れてる》
〈何で最低会長?〉
《あいつは、付き合ってることを周りに言うな、俺に話しかけるなって言ってきたの》
〈まじか〉
《絶対春をキープしてたってw》

春は颯が私と付き合う前に付き合ってた女

〈確かに〉
《私に拒否られたから音信不通w》
〈やばいな〉
《学校で話しかけてもいい?》
〈いつも話してるだろ〉
《よかったぁぁぁ》
〈何でだよ〉
《いや、颯のことあったから…》
〈なるほど〉
《ま、いつも通り話してていいのね》
〈おう〉
《てか絶対バレないよw》
〈そうか?〉
《だって入学式から聖とたむこうと毎日仲良く登下校、毎日仲良くおしゃべり。ただの友達としか思われないでしょ》
〈そうか〉

私はそこでちょっと不安になった
だって聖は私の告白をはっきりOKしてなくない?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ