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不器用同士

第61章 いつもの下校のはずが…

「小野くんはいつ響と会ったの?」
「中1の時に」
「響の一人称が『俺』だった時ね〜。響は保育園から男嫌いだったのにどうしてなのかなぁ」
「保育園から…?」
「教えてなかったの!?」
「…男嫌いな事は言った。特に嫌いになった時からね」
「そっか。でも小野くんは大丈夫だったんだ〜。運命?w」

運命…か…
口が裂けても言えないけど俺は響に一目惚れしたんだよな…

「実は小野くんは響に一目惚れしてたりしてw」
「え!?」
「あれ〜?w」
「蘭!!そんな訳ないでしょ!?」

ある

「てか聖とそんなに話さないで!!私の聖だから!!」
「っっ!?///」
「あー…確かに可愛いわ。クーデレか…で、ヤった?」
「「え!?」」
「ヤったな」
「「…」」

流石響の友人?
察しがいい

「初めては小野くんの家?w」

病院だ…
だから黙ることしかできない…

「「…」」
「何で教えてくれないのよー!!」
「蘭に教える訳ないでしょ!?」
「じゃあ見せてよ」
「「はぁっ!?」」
「あはははっ!!wwwいい反応www」

何だこのウザさは…

「じゃあキスだけ見せてwそうしたらもうSEXの話から離れるから」

人前でするのは阿部とカラオケの時か…

「…ホントにSEXの話しないのね?」
「しないよ」
「聖…えっと…んぅっ!?」

俺は響に何も言わせたくなかったからすぐキスした

「ん…ぁ…ふぁ…んぅ…ぁ…」
「わーお。響エロすぎ」
「聖のキス気持ちいいんだからしょうがないでしょ…」
「それ言うことじゃないだろ!?///」
「だって事実だもん。じゃなきゃ私こんなエロくならない」
「ーっ///もう黙れっ…///」
「あはははっ!!いいカップルだw…で、何があった?」

蘭が一瞬真顔になってニヤリと笑った
響は不敵な笑みを浮かべて…

「実はね?」

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