
不器用同士
第62章 響蘭
「ちょっと待て、俺響蘭知らない」
「あー、忘れてたw響蘭は他人の弱みを握って利用する」
「響蘭は時に力を持って制する」
「は、はぁ…」
何を言ってるんだ…
「私は攻撃を得意として、蘭はハッキングを得意としてる」
「銀狼会の時は楽しかったね〜」
「2人で20人倒したもんね♪」
「20人!?」
「それだけ稽古したんだよ」
「稽古…?」
「私あんまり小学校行ってないんだ。小1ながら義務教育で日数少なくても中学行けること知ってたし、頭いいから行く必要無かった」
「学校行かずに稽古してた訳か」
「中学の時も休日と長期休みは全部東京に来て稽古したり仕事してた」
「でも親が」
「家族って演技を全員してたの。だから私がどこに行こうと関係ない。金は師匠から来てたし」
「いつからこの仕事してるんだよ」
「稽古は5歳から。仕事は小4から。5歳の時独りで街を歩いてたら師匠に誘われたの。やっと居場所が持てる。やっと人と関われる。そう思ったら稽古も全然辛くなかったし、怪我しても気づかないくらい楽しかった」
「蘭は?」
「お。名前で呼んでくれたw」
「2人で響蘭なら名前バレない方がいいんだろ?」
「君も頭いいねw」
「別に」
「私は孤児なの。で、師匠が養子縁組をするフリして私の稽古した。私も響と同じで稽古が楽しかった。小3の時に響に会った。そこで戦闘テストとハッキングテストを受けて私達がトップクラスだったからパートナーになった。色んな仕事したな〜。ヤクザ潰したり、警察の天下りとか探して警察の知り合い増やしたりw今でも楽しい」
この2人、本当そっくりだ
環境、トークスキル、演技…
似てるからこそ潰せるんだ…
「蘭。今日来た理由は、蘭の所に来る前に昇龍会神崎組の奴らに襲われたから。もちろん襲ってきた奴らは潰した」
「娘の神崎花梨かw」
「聖に色仕掛けするから…」
「それで組動かしたの?昔からバカだねw」
「うるさいなー。で、シャブとチャカの取引とかの話ができるようになった。そこに蘭も来て欲しいの。神崎組は人数で有名だから」
「分かってる。久しぶりに潰すわーw」
「蘭はハッキングが得意なんだろ?」
「2人とも僅差なんだよw」
「そうか…」
「じゃあ私と聖は東京観光するからじゃあねw」
「はいはいw」
俺達はマンションから出てとりあえず夕飯食うことになった
「あれ?城之内待ってたの?」
「あー、忘れてたw響蘭は他人の弱みを握って利用する」
「響蘭は時に力を持って制する」
「は、はぁ…」
何を言ってるんだ…
「私は攻撃を得意として、蘭はハッキングを得意としてる」
「銀狼会の時は楽しかったね〜」
「2人で20人倒したもんね♪」
「20人!?」
「それだけ稽古したんだよ」
「稽古…?」
「私あんまり小学校行ってないんだ。小1ながら義務教育で日数少なくても中学行けること知ってたし、頭いいから行く必要無かった」
「学校行かずに稽古してた訳か」
「中学の時も休日と長期休みは全部東京に来て稽古したり仕事してた」
「でも親が」
「家族って演技を全員してたの。だから私がどこに行こうと関係ない。金は師匠から来てたし」
「いつからこの仕事してるんだよ」
「稽古は5歳から。仕事は小4から。5歳の時独りで街を歩いてたら師匠に誘われたの。やっと居場所が持てる。やっと人と関われる。そう思ったら稽古も全然辛くなかったし、怪我しても気づかないくらい楽しかった」
「蘭は?」
「お。名前で呼んでくれたw」
「2人で響蘭なら名前バレない方がいいんだろ?」
「君も頭いいねw」
「別に」
「私は孤児なの。で、師匠が養子縁組をするフリして私の稽古した。私も響と同じで稽古が楽しかった。小3の時に響に会った。そこで戦闘テストとハッキングテストを受けて私達がトップクラスだったからパートナーになった。色んな仕事したな〜。ヤクザ潰したり、警察の天下りとか探して警察の知り合い増やしたりw今でも楽しい」
この2人、本当そっくりだ
環境、トークスキル、演技…
似てるからこそ潰せるんだ…
「蘭。今日来た理由は、蘭の所に来る前に昇龍会神崎組の奴らに襲われたから。もちろん襲ってきた奴らは潰した」
「娘の神崎花梨かw」
「聖に色仕掛けするから…」
「それで組動かしたの?昔からバカだねw」
「うるさいなー。で、シャブとチャカの取引とかの話ができるようになった。そこに蘭も来て欲しいの。神崎組は人数で有名だから」
「分かってる。久しぶりに潰すわーw」
「蘭はハッキングが得意なんだろ?」
「2人とも僅差なんだよw」
「そうか…」
「じゃあ私と聖は東京観光するからじゃあねw」
「はいはいw」
俺達はマンションから出てとりあえず夕飯食うことになった
「あれ?城之内待ってたの?」
