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不器用同士

第64章 東京2日目

「せっかくお金あるんだからもっと高いの頼めばいいのに」
「だったら…この京味噌のやつ」
「お、私と同じだw卵どうする?ここの卵美味しいからTKG最高だよw」
「じゃあもらう」
「あとご飯、キャベツ、味噌汁はおかわりし放題だから」
「マジかよww」
「おじさーん!!いつもの2つ!!卵も2つ!!」
「あいよ!!」

「仕事の報酬って高いのか?」
「安くて50万」
「高っ!」
「まぁ、仕事が仕事だしねw」
「そう…だな?」
「ご飯の時は仕事の話やめてよ〜w」
「悪い」
「お待たせ!!」
「ありがと!!」
「ありがとうございます」
「じゃあおかわりしたかったらまた呼んで」
「うん♪」

響はすぐさま卵を溶いてご飯にかけて食べた
俺も食べてみた

「美味い…」
「でしょ?卵何個も頼んでいいからねw」
「ああw」

響は牛カツも食べ始めてた

「うまぁー!!」
「そんなに美味いのか…熱っ!!」
「自分が猫舌なの忘れたの?w」
「こんなに揚げたてだとは思わなかったんだよ…」
「あははっwゆっくり食べなw」

響が肉を半分食べ終わる頃にキャベツが無くなってた

「おじさーん!!キャベツ大盛り!!」
「あいよ!!」

大盛りか…
昔の響に戻ったみたいだw

「あ…じゃあ俺もご飯のおかわりお願いします」
「どれくらいがいい?」
「大盛りで。あと卵も」
「うちの卵かけご飯気に入ったね?wすぐ持ってくるよw」

店員はすぐにキャベツとご飯と卵を持ってきた

「お待たせー!!響ちゃんどれくらい?」
「もうこれでもかってくらい入れてよw」
「うちのキャベツ無くす気か?w」
「嘘だってw最初入ってた量でいいよ」
「分かったw」
「ありがと♪」
「あー、卵と炊きたてご飯ね。ごゆっくりどうぞー」

店員はまたすぐに厨房に消えた

「キャベツ食いすぎだろw」
「野菜はいくら食べても太らないの!!」
「いや太るだろ」
「ご飯より太らない」
「そうだけど」

響はあっという間に食べ終えた

「熱っ!!」
「炊きたてだからねw」
「そういえばそう言ってたな…」
「ま、ゆっくり食べな。先に勘定してるから」
「悪いな」
「気にしないでw」

俺は残りをできるだけ早く食べて響と店を出た

「さて、アニメイト行くか!!」
「ん?」
「行きたかったんでしょ?」
「バレてたかw」
「早く行こ?」
「おうw」

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