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不器用同士

第64章 東京2日目

「この人は私の彼氏。昇龍会に私が絡まれたんだけどたまたまこの人がいて響蘭の話しなきゃだったから東京来た訳」
「我々に言ってくだされば処理しましたよ?」

荷物運びながらする話じゃねーよな…

「最近腕訛ってたし、神崎組の娘にイライラしてたし…」
「色々あったんすね〜。で、彼氏さんのお名前は?」
「…」
「大丈夫。谷崎達は響蘭の怖さを知ってる。だから名前とか他に死んでも言わない。だよね?」
「「はい!!」」

店内だ…
静かにしろよ…

「…小野聖」
「小野か〜。姐さんの彼氏とかいいなぁ…羨ましいぜ…」
「はぁ…そうですか…」
「タメで大丈夫だよ。谷崎とか今年で20歳だもんね♪」
「覚えててくれたんですね!!」
「若いのに幹部の1個下?」
「まぁ、俺のカリスマ性に周りがビビっときたんだろうな〜」

一同沈黙

「谷崎だっけ?寒い」「つまんない」「笑えねー」「イキるな」
「酷すぎるだろ!!」
「あ、今日の車これなんだ」

俺達の前には

「またリムジンかよ!!」
「何かダメだったか?アニメイトで荷物多いと思ったからこれにしたんだけど」
「いや…庶民だから…」
「あ!皆で星付き行こうよ!!」
「いいですね!!」
「響…?また高いやつ食べるのか…?」
「リムジンなんだから金持ち気分になるでしょ?しかもお金あるし」
「姐さんとか見た目マジで金持ちっすよ!!エ…」
「エロいなんて言わせねーよ?」
「か、彼氏怖くないですか?」
「そう?」
「だいぶ怖いっす」
「この服聖めっちゃ気に入ってくれたから昨日激しかったんだよね?w」

今言う必要無いだろ…

「姐さんの初めての相手小野なんですか?」
「そうwこの年で初めてとか恥ずいんだけどw」
「男はあんま寄れないですからね…」
「何で?」
「姐さんが美人で可愛すぎるんですよ」
「そうなの?まぁいいや。ご飯行こう!!」
「はいw」

リムジンにコス衣装大量に乗せてる姿を誰が見た事あるだろうか…
マジ浮いてる…

「そう言えば最近星付きステーキの店できたんで行きますか?」
「んー…昼飯牛カツだったんだよねー…」
「俺ステーキ食いたい」
「谷崎ステーキ行こう!!」
「了解!!」

俺達は1番高いステーキ食って歌舞伎町に行こうとしたんだが…

「これからヤるんすか?」
「うん」
「俺達も行っていいですか?」
「え!?」

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