テキストサイズ

不器用同士

第74章 お歌の練習♪

「さっき鍵開けるように言って鍵渡したから」
「何で響ちゃん一緒に入らないの!?」
「私ペットボトル捨てに行ったから」

何だ…普通にステージについて話すだけなんだ…
良かった…

「じゃあそういう事だから。もうストーキングしちゃダメだよ?」
「いや、もうしないけど…響ちゃんの家にちょっといていい?」
「…歌覚えたの?」
「響ちゃんに教えて欲しくて…」
「…30分だけならいいよ」
「うん!」

やった!
響ちゃんの家に入れた!
どんな生活してるんだろ…
ワクワク!!

「お邪魔しまーす」
「そこの部屋入ってて」
「はーいw」

響side

私の家は2LDK
とりあえず楽器部屋に花梨を入れた

「すごーい!!」

騒ぐな…

「これ全部弾けるの!?」
「まぁ…」
「弾いてみて!!」
「あと25分だよ?」
「あ、そっか。歌お♪」

疲れる…
聖と歌の練習したかったのに…

「じゃあここから歌って?」

〜♪

どうやったらここまで下手になるんだろう…
カラオケだったら確実に40点台だ…
聖もドン引きだ…

「花梨、30分経ったからもう終わりだ」
「えー…もっといたかった…」
「約束だから。私達仕事あるし」
「でも…」
「響、コーヒー買ってきてw」
「…分かったw」

聖side

ビッチは俺の言う事しか聞かないから響を外に出した
早くこいつを追い出さねば…

「花梨、お前は帰りたくないのか?」
「うん」
「何で?」
「聖くんと一緒にいたい…///」

あーめんどくさい!!
だから響以外の女は嫌いなんだよ!!

「練習しないと響に怒られるぞ?」

追い出さないと俺が怒られる気がする

「だけど、花梨は聖くんの事好きなんだもん!!///」
「っっ!?」

全く嬉しくないけど驚いたふりをしないと…

「花梨は…ずっと聖くんの事好きなの」
「…そうか」

吐きそう
響ー…早く来て…

「花梨じゃダメかな?」
「人の家で大胆な事するのねw」

響ー…助けて…

「それは…」
「よっぽど聖の仕事の邪魔したいんだw」
「俺達仕事溜まってるから帰ってくれないか?」
「…分かった…」

やっとビッチが帰った…
響は楽しそうに小声で言ってきた

「外に防犯カメラつけたから見てみよw」
「いいなw」

パソコンに8画面表示されてた

「8台つけたのか」
「そうwカメラってわからないけどねw」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ