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不器用同士

第74章 お歌の練習♪

「じゃあ歌いましょう。聖はずっと聴いてたから大丈夫でしょ?w」
「えー…」
「行くよ♪」

〜♪

響は弾き始めて歌った

「朝まで踊る夢だけ見せて〜♪」

あー…俺も歌わねば…

「馬車の中で震えてた」
「「惨めな古着廻れ廻れ夜の舞踏〜♪」」

「…外れたね」
「やっぱ2人になると難しいな…」
「1人で最後まで歌おうか。私はハモらない所だけ歌うから」
「おう…」

自信が無い…
歌詞カードがあるから歌詞はいいが音程となると…

「じゃあ行くよ」

〜♪

「いいじゃんwちゃんと歌えてた」
「もう1回1人で歌わせてくれ…まだハモれない…」
「いいよw」

それからハモっては1人、ハモっては1人の繰り返しで気づけば1時間練習してた

「疲れた…」
「確かにwでも前よりハモれるようになったねw」
「そうだな…」
「もう風呂入って寝な」
「そうする…」

俺は寝そうな中何とか風呂に入った
マジ眠い…

「聖、寝てないよね?」
「寝てない…眠い…」
「早く上がりな」
「はい…」

風呂から上がったら響が冷凍庫に入ってるアイス食べていいって言われたから小さい方の冷凍庫開けたら冷食しか入っていない…
まさか…

「そこじゃないよー。下だよ。大きい方」
「…マジかよ…」

アイスがパンパンに詰まっていた…
ピノ、アイスの実、パピコ、ハーゲンダッツ、レディーボーデン、雪見だいふく、スーパーカップ、爽、ガリガリ君…
とりあえずいろんな種類のアイスがあった…

「買いすぎじゃね…?」
「そう?2ヶ月分だけど」
「はぁ!?こんだけあって2ヶ月しかもたねーの!?」
「うん。毎日3つは食うし」
「…そうか…」
「何食べる?」
「ハーゲンダッツ」
「何味?」
「チョコ」
「了解w」

響は冷凍庫を開けて探してた

「えーっと…チョコは…先週買ったからー…この辺に…」

探しすぎだ…

「あ!!あった!!何個がいい?」
「1個でいい…」

何故複数食うことが前提なんだ…
腹壊すぞ…

「そんなに食ってよく腹壊さねーな」
「痛くなった事ないな…」
「マジかよw」
「今日は1個で終わりにしよう…」
「毎日食ってたら太るぞ?」
「アイスは凍ってるからカロリー0なの!!」
「何だその理屈w」
「テレビで言ってた」
「鵜呑みにするなよw」
「早く食いな。聖のペースだと食べ終わる頃には液体になってるよ?」

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