無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「液体は困るな…っっ!!…痛い…」
「聖は知覚過敏だもんねw」
「アイスと言えばお前本当に間接キスとか気にしなかったよな」
「まぁ…そうだね？」
「女としてどうかと思ったぞw」
「酷いなー」
「あれめっちゃ緊張した」
「え!?マジで!?ふふっw…あはははっ!!w」
「笑うなよ…女苦手だったんだから響以外の女と接点無いし…」
「私が男っぽかったおかげで私に惚れたのね？w」
「…」

うーん…
あながち間違いじゃないけど一目惚れに気づいたのはつい最近だし…

「聖？」
「え!?」
「どうしたの？」
「あ、いや…考え事してた」
「私に惚れた理由？w」
「まぁな…」

何故惚れたんだ…？
俺と仲良くしてくれたからか？
でも一目惚れだしな…

「また考えてるの？w」
「何で惚れたのかが分からないんだ」
「あー…それは私も分かんない。気づいたら『あー、聖かっこいい///』とか『優しすぎてやばい///』とか思っててさー…」

そういうのサラッと言うなよ…///

「でも初めての席が隣同士で話すようになったんだもんねw」
「未だに何で響と話そうと思ったのかが分からない」
「私は初めて聖を見た時、聖が他の男と違って嫌いじゃなかったから聖に興味持って話すようにしたんだ〜w」

あ…
そうか…
理由分かった…

「俺が響と話そうと思った理由が分かった…」
「ん？」
「俺も…俺も響に嫌悪感抱かなかったんだ…だから話すのはぎこちなかっただろうけど響と話そうと思ったんだ…」
「あはははっ!!www」
「何で笑うんだよ!!」
「いや…ふふっw…私達…ホント…w…似たもの同士だなーってw…あははっwあー…腹痛いw」

確かに…
俺も響も不器用だし、異性嫌いだし…
当てはまりすぎている…

「そこまで笑う事じゃねーだろ…」
「えー？w…あとさ、液体になってるよw」
「え!?マジかよ!!…うわー…飲むか…」
「アイスじゃないw」

アイスを飲むのは初体験だな…

「じゃ、歯磨いて寝ますかw」
「そうだな」

歯磨こうとしたら響が言ってきた

「ねぇ、ダブルベッド買う？」

…ダブルベッド…？
え…あのダブルベッド…？

「…はぁ!?」
「嫌ならいいけど」
「全く嫌じゃない」
「じゃあネットで買うわ」
「おう」
「寝よ」
「おう」

響はいつも俺に抱きついて寝てる
可愛すぎて襲いたくなる…((殴