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不器用同士

第76章 昼食に乱入者!?

響side

「…り…ひーじーりー!!」

聖って何でこんなに起きないんだろ…

「…あと5分…」
「朝飯食わなくていいの?」
「食います」

すぐ起きたわ
単純と言うか何と言うか…
とりあえず準備して学校行った

「聖、そろそろ1ヶ月経つからピアス買いに行こっか」
「そうだな…何にしよう…」
「私は普通に宝石だからな…」
「え!?プラスチックじゃねーのかよ…」
「まぁ…」
「いくら?」
「20万くらい?」
「相変わらず高級品を身につけてるな…無くしたらどうするんだよ…」
「高級品?20万とか安くね?」
「20万が安いのか…」
「え?」
「響の金銭感覚狂いすぎだろ…」
「あ、私のピンクサファイアだから聖の普通のサファイアにしてオソロでイロチにする?」
「あー、それいいな」
「20万のやつでいいよね?」
「は!?」
「私の奢りだからさw」
「…響がいいなら…」
「じゃあ注文しておくねw」
「ああ…」

思いっきり私と聖を見てザワザワしてた…

「私達はアイドルか何かなの?マジ引くよ?」
「とは言いつつ顔に出さない響はすげーよw」
「あのさ…盗撮されてるんだけど…」
「犯罪者多いな」
「私達が行ったら余計撮られるから早く行こ。てか城之内召喚したい…」
「この近くにいるのか?」
「車で15分くらいの所にいる」
「帰ったら聞いてみれば?」
「今する」
「今!?」

「あ、城之内?下校の時迎え来て欲しいんだけど…あ、いい?うん…5時前くらいに来て。お願いね」

「はい、城之内召喚完了」
「城之内仕事大丈夫なのかよ…」
「『響様のお願いなら』って言ってた」
「流石響様だなw」
「左様ですね」
「え!?」

声の方を見たら明光院がいた

「響様の命とあれば我々は全力を持って尽くします」

重い…
キモい…

「あ…そうなんだwだったら私と聖を盗撮してる人どうにかしてくれない?」
「かしこまりました」

あー…これで盗撮魔が消える…

「貴様ら、響様を盗撮するとは何事か!!響様の許可も頂いていないのに撮影するなど下等の極み。全力で謝罪し、許しを乞うがいい!!」

1番ダメな対処法だ…

「聖!!逃げるよ!!」
「おう!!」

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