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不器用同士

第76章 昼食に乱入者!?

あー…ローファーで登校しなきゃよかった…
走りづらいー…
走れない事は無いけどね
ヒールで走れるし
だがしかし、全力で走れない…

「響っ…ちょっと速いっ…」
「元バスケ部頑張ー」
「俺幽霊部員だぞ!?…はぁっ…きっつ…」
「体力あるのはコートの中だけって事?w」
「だからっ…幽霊部員だって…」
「めっちゃバスケ上手いのに勿体ない」
「練習ハードすぎるんだよ!!…はぁっ…久しぶりにこんな走ったぞ…」
「ま、もう少しだから頑張ー」
「はい…」

私達は駅から歩いて20分の学校に走って10分で行った

「疲れた…」
「俺の方が疲れてると思うぞ…」
「まぁ、1kmくらい走ったからね〜」
「絶対授業寝る」
「私はどうしようかな…1限数学で余裕だし、2限はコ英だからな…寝る」
「休み時間になったら起こしに行く」
「起きれるの?w」
「…おう」
「超心配なんだけどw」
「俺だって心配してるし…」
「何を?」
「響が他の男に触られないか」
「聖もそのふわふわの頭撫でられないでよ?てか全身触らせないで」
「…寝てられないなw」
「だねw」
「てかいつもより早く着いたから暇だな」
「確かに」
「響暇なのか!?」
「え!?黒崎くん!?」

何故こいつが来るんだ…

「だったら王様ゲームしようぜ!!」
「「王様ゲーム!?」」
「え、何で?てかこの人数で?」
「じゃあ俺も参加しようw」

角谷が私を抱き寄せてきた
聖ー…ヘルプー…

「す…蓮…お前何してるんだよ…」
「何ってアプローチ?w」
「私彼氏いるから離してよ…マジ殺気やばいから(ボソッ」
「…それもそうだねw響、早くくじ作ってよ」
「はいはい…」

4人分のくじを作って机にランダムに置いた

「どうぞ」

「「「「王様だーれだ」」」」

「あ、俺が王様かーw何しようw」

黒崎が王様とか単純な事しか言わなさそう…

「じゃあ1番と2番のどちらかが王様になるまでずっと手繋いでてw」
「あ…うん…聖と蓮くん頑張って…」

聖side

響と手繋ぎたい…
何でいけすかない男と手を繋がなきゃいけないんだよ…

「何で蓮と…」「何で聖と…」
「ほら、早くしろよ。次のくじ引かないと」

早く王様にならねーと…

「私が王様か…」

響、信じてるぞ…

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