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不器用同士

第15章 初めての田村家

今日も昨日同様聖は寝坊w
可愛い…///
吹部の疲れが飛んでいく…

「悪い…」
「大丈夫だよw」

くそ…他の奴らが遅れて来たら怒るのに聖にだけ怒れないッ!!

「てか、寝癖直しなよw」

そう言って私は聖の寝癖を直そうと…

「やばい…ふわふわしてて気持ちいい」
「…3ヶ月切ってないからな」
「マジかよwあ、とりま行こ?」
「おう」

たむこうの家はでかかった…
いいなぁ…

【ピンポーン】

「はーい」

出てきたのはお母さんだった
いいなぁ、お母さんいて…

「お邪魔します」

たむこうの部屋の前で私は聖を先に行かせた

「何だよ」
「暇だから」
「はぁ?」
「やっほー!!」

たむこうの目が見開かれた

「何で化け物…」
「だーれが化け物だ!!」
「どう見ても化け物だろーが!!」
「おい、エアコンのリモコンどこだ」
「つけるなよ。俺は今年の夏はエアコン使わないことにしたから」
「「はぁ!?」」

あー…ハモったー…何か嬉しい(*´ω`*)

「あった」
「早くつけて…溶けそう…」

聖は19℃に設定してエアコンをつけた

「あ〜…涼しい…」

少しでも風があるだけですごく涼しく感じた

「つけるな!!」
「何でだよ!!」
「俺が決めたからだ!!」

「てか服着ろぉぉぉっっ!!」

そうなんだよ
たむこうパンイチだったんだよ
女が来ることを知らなかったとはいえ、人が来るのにパンイチは無いと思うのは私だけ?

聖は盗撮してた

「何でだ!!暑さ対策だろ!!」
「人が来るのにパンイチは無いだろ!!」
「暑いからだ!!」
「だったらエアコンつけろ!!」
「断る!!」
「はぁ…」

聖はリモコンを手に取り、またエアコンをつけた

「あー!!」「聖ありがとう!!」

もう神様仏様聖様だよー
と思ったらたむこうが聖を攻撃しようとした
それで聖は

私の後ろに隠れた

ち、近い…///
まずい、顔に出る!
聖離れて欲しくないけど離れてくれ!

「ひ、聖!?ちょっと離れ…盾にするな!!///」
「だったらお前ごと攻撃してやる!!」
「え!?ちょっと待っ!?」

聖ごと思いっきり押された
つまり、私の全体重が聖に…

「ぐっ!!」
「ごめん!!」
「お前何キロ?」
「56…ですけど…」
「ふっw」
「そ、そーゆー聖は今何キロなのよ!!」
「65」
「嘘…9kg差…」

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