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不器用同士

第92章 お買い物!!

響が思いっきり投げたものをキャッチして見たら…

「はぁ!?」
「お小遣いの100万円♪」
「ひゃくまん!?」
「足りなかった?」
「多すぎて驚いてるんだよ!!」
「え?多いの?」

この女の金銭感覚はどうなってるんだ…

「こんなにいらない…せめて5万…」
「5万じゃ足りないと思うけど」
「は!?」
「アクセサリーとか買うし」
「服だけでいいです…」
「服だけでも5万は超えるよ?」
「は!?ユニクロとかじゃねーの!?」
「ブランド物を買いますよ♪」
「ユニクロでいいです」
「えー…じゃあRight-onとか…」
「高い」
「こんなに妥協したのに!?」
「これで妥協してるのかよ!!」
「せめてジャケットだけでも高級品買うからね…」
「…はいはい…」
「行くよ♪」
「はーい…」

俺たちが行ったのはドリームランドがある市だった…

「何でここなんだよ…」
「だって私が目つけてるブランドあるのここだもん」
「…店どっちだ?」
「こっち♪」

店に着いたら何か場違いな感じがした
帰りたい…

「聖、どれがいい?」
「よく分からん」
「うーん…サンドリヨンだから…とりあえずこれ着てみて」
「おう」

何か…
慣れない…

「サイズどう?」
「いや…サイズはいいけど…着慣れなくて…」
「うん。似合うから問題ない」
「買うのか?」
「うん。曲のイメージに合うもん」
「はい…」
「デニムはEDWINでいい?」
「高いからやめてください」
「えー…私の金なのに…」
「だから困るんだよ」
「何で?」
「女に払ってもらうとかかっこ悪いし」
「だって聖バイトとかしてないし私はお金有り余ってるし、win-winじゃん」
「そーゆーもんか?」
「そーゆー物だよw」
「あんま高いの買うなよ?」
「いくらから高いの?」

やっぱり金持ち感覚に慣れない…

「…1万」
「安…」
「俺からしたら高い」
「そうなんだ…」
「ほら、次どこ行く?」
「次はね~w」

そこから俺の私服も含めだいぶ服と靴を買った

「響の衣装って何なんだよ」
「ラブライブと、ミクさんと、男装衣装と…ま、ステージまで我慢してw」
「分かったw」
「ご飯行こ」
「そうだな。どこ行く?」
「寿司」
「ダメ」
「何で!?」
「浮くから」
「じゃあイタリアン」
「おうw」

飯食ってから家に帰ったら8時だった

「疲れた…」

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