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不器用同士

第94章 撮影初日

「響、6時だぞ」
「ん、おはよーw」
「え!?」
「え?」
「何で声枯れてないの!?」
「途中ののど飴と私の強靭な声帯のおかげかなw」
「弁当作っといたから」
「マジで!!え、なにげ聖が作った弁当とか初めてじゃない?w」
「そうだなw朝飯も作っといたから早く食え」
「ありがとー!!」

チュッ…

「!?!?///」
「学校行く前にディープもしよっかw」
「おう///」

弁当と朝飯作っただけでキ、キス…///
毎日作ろうかな…w

「聖、キスしよ?」
「遅すぎw」

チュッ…クチュ…クチュ…

「ん…ぁ…んぅ…好きだよ…」
「俺もw学校行くぞw」
「城之内呼ぶ?」
「何か目立つから電車で行こうぜ」
「そうだねw」

駅に向かったら満員電車だった…

「乗れるかな?」
「乗るしかねーだろ…響の事は守るからw」
「…あっそ///」

可愛い…///

「来た!!」「やばいな!!」「この車両当たりだな!!」

「…帰りたい」
「撮影あるだろ…」
「そうだね…」
「城之内じゃなくても車手配できるんじゃねーの?」
「え?」
「テレビ局」
「あー…盲点だったw」
「頼んでみる?」
「うーん…信用できない」
「確かに」
「てか2人で乗ってきたら怪しまれそう」
「確かに…」
「我慢だね…」
「ああ…」

電車を降りたら車両がガラ空きになった

パシャッ!!…カシャッ!!…

「盗撮多発…」
「行ってくる」
「大丈夫?」
「…ああ」

俺はカメラを構えていた人の所に行った

「盗撮しないでいただけますか?」
「お前何だよ」
「仲良い同級生ですよwそれより盗撮が問題でしょうw」
「…盗撮なんてしてねーよ」
「分かりましたw」

電話をかけてやったw

警察にw

「もしもし、樋口響が盗撮されてるんですが…来ていただけますか?…ええ。上村健という方が確実に盗撮しています」

「お前何で!!」
「いや、知ってるからw」
「響、タクシーで行け。多分これで足りるだろ。俺は警察の相手してるから。先生に言っておいてくれ」

とりあえず1000円渡した

「うん。後で返すね」
「おう」

「さて上村健さん。動かないでくださいねw」
「っっ…」

少し経ったらサイレンが聞こえてきた

「この方ですか?」

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