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不器用同士

第16章 ちょっとしたハプニング!?

「これなら飲めるか?」
「あ、うん。今日初めての食事だわw」
「まじか」
「サンキュ」
「おう」

私はゼリー飲んでからすぐ帰ろうとした

「もうちょいここいろよ」

くそ…聖の言葉は漂白剤だな…
いや、トリカブト…
違う…青酸カリ…もしくはテトロドトキシンか…
キュン死するとはこのことか…

「分かった…///」

10分くらいコンビニで休んで帰った

「ちょっとは治ったか?」
「さっきよりは治ったかな?まだ熱下がってないと思うけど」
「そうか…」

聖は私のおでこに手を当てた

ん!?
ちょっと待てーい!!
私最近聖に触られてますよね!?
今までこんなの無かったよ!?
は、恥ず…///

「めっちゃ熱いな」
「で、でしょ?///」
「顔も赤いし」

そりゃ聖に触られたから!!
って言いかけたな…危ない…
てか顔近い!!///

「そ、そう?///」
「さっきより赤い。無理しすぎたか?」

貴方のせいです…///

「だ、大丈夫!!ちょっと慣れないことしたから疲れただけ///」

好きな人ができてドキドキするのが慣れない…
颯の時の比じゃない…

「そうか。ギリギリまで送る」

相変わらず貴方は紳士ですね!!
心臓に悪いですよ!?

「ありがと…///」
「ん」

あっという間に私達が昨日別れた道に着いた

「どっち行けばいい?」
「あ、こっち…」

私の家は交差点から2つ奥の道にある
その道の死角まで行ってから

「もうここで大丈夫。あと200mくらいだから」
「そうか」
「明日吹部の練習だから早く治さないとw」
「吹部じゃなくても早く治せw」

嗚呼…癒しの笑顔が…///

「分かった」
「俺も明日調査書取りに行くから一緒に行くか?」

あ…死ぬ…_(┐「﹃゚。)__
登校のお誘いは初めてだ…///
録音したかった…(変態モード発動)

「私8時の電車だよ?」
「大丈夫」
「ありがと!!」
「元気だな。治ったか?」
「ある意味治った!!」
「ある意味?」
「気にしないでw」
「ああ」
「今日はありがと。また明日」
「ああ」

私は気分は最高だけど体調最悪で家に帰って風呂入って寝た

聖side

あいつ分かりやすすぎだな…最後ずっと顔赤かったし…調子狂うわ…


なんでもお見通しの聖であった

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