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不器用同士

第103章 取材の嵐

足立!?
何で!?

聖side

誰かと思ったら足立じゃねーか!!
何でだよ!!

「樋口さんと小野さん、とりあえずこちらの部屋でお話聞かせてください」
「「はい」」

部屋に入った瞬間

「この事情聴取俺が頑張って取ったんですからね?」
「ありがとー!!もうどうやって説明しようか考えててさぁ…」
「後でラーメン奢ってください」
「ラーメンでいいの?星付き行かなくて大丈」
「響、無駄遣いするなって言われただろ?」
「…はい…ラーメン奢ります…」
「小野さん、お久しぶりですね」
「そうですね」
「樋口さんと同じ所に入ったんですね」
「まぁ…」
「俺もできるだけ協力するのでよろしくお願いします」
「あ…はい…てか足立さんの方が年上なんですから敬語使わなくても…」
「いや…」
「私にもタメでいいんだよ?」
「え、本当に大丈夫ですか?」
「うん」
「じゃあ…敬語無しで…」
「あの、足立さんの長ったらしい名前の部署って何する所なんですか?」
「あ、俺にも敬語無しでいい。あと「さん」つけなくていい」
「あ、マジで?めっちゃ楽だわ…で、何する所?」
「警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策五課は薬物や銃…分かりやすく言ったら暴力団関係を取り締まる部署」
「あー…暴力団…」
「響蘭に関係する人は黙ってくれるんだよね~w」
「まぁ…そういう条件だから…」
「何したんだよ」
「いや…それは…」
「組対5課がヤクザと仲良くして物々交換しちゃったんだよねーw」
「すげーな」
「…とりあえず事情聴取していいですか…」
「いいよー」
「何があった?」
「本物のチャカ1人、他26人ナイフで戦闘になった」
「神崎組?」
「うん。もう少しでチャカと薬物の情報取るから全部足立にあげる」
「助かる。これで出世だ…」
「出世したいのかw」
「今の階級は?」
「巡査部長」
「25で巡査部長って凄いんじゃないの?」
「いや…もうちょい夢見たい…」
「何か足立って面白いなw」
「は?💢」
「聖って男にキレられやすいよねw」
「うるせー」
「で、小野は逃げたって事でいい?」
「うん。私は総合格闘技習ってたって事で」
「了解」
「もう今回の凄い疲れたんだからね?」
「まぁ27人だもんな。でも剣崎さんもいただろ?」
「蘭は客の避難に行ってたから私と谷崎と白河で戦おうとしたんだけど聖が来て私の手柄横取りしてさぁ…」

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