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不器用同士

第104章 今度こそ取材

「樋口さん昨日はどうしたんですか!?」「ステージの事で何か話したくない事あったんですか!?」

非常識だな
マジイラつくけど顔に出せねー…

「昨日は貧血で倒れただけです。話したくない事?今日の放課後時間取ると学校から言われてませんでしたか?あと登校時間に来ないで頂けますか?遅刻したくないので。あとプライベートなので。失礼します」

ガチギレ演技素晴らしいw
一気に捲したてた

「もう何なのよ…」
「いや、あれはあっちが非常識なだけ」
「疲れた…」

響は軽く深呼吸をして大きめな声で

「さっきから盗撮すごいし」

周りのスマホが別の方向向いたw

「お兄ちゃんに車頼みたいけどお仕事あるし…」
「あー…あれか…」
「聖本当にお兄ちゃんの事嫌いだよねw」
「別に」
「はいはいw」

学校にも取材班が…

「放課後に時間取るので放課後以外は来ないでください」

そう投げ捨てるように行って教室に向かった

「「またかよ…」」

俺達の机の上には昨日同様大量のプレゼント…

「持って帰るの大変なのに…」
「昨日は足立がいて助かったけど今日歩きだろ…?終わった…」
「あ、蓮くん!!阿部!!」
「何?」
「やっと俺を呼んでくれ」
「私と聖の荷物多いから持ち帰るの手伝って…」
「分かった」
「聖のは絶対持たねー!!」

(💢^ω^)

「まだ怒ってるの?」
「何で俺が負けるんだ!!」
「そーゆー所がダメなんじゃないの?」
「「そうだな」」
「嘘…だろ…」
「負けて悔しいとしても勝った人に当たるのはどうかと思うよ?」
「…はい…」
「聖の荷物、持ってくれるよね?」
「はい…」
「誰か袋持ってる?」
「「「無い」」」
「はぁ…適当な男捕まえるか…」「はぁ…適当な女捕まえるか…」

「ねぇ、ちょっといい?」
「え!?響ちゃん!?」
「そんな驚かないで?wあのさ、袋2枚持ってる?」
「あ、あります!!」
「敬語じゃなくていいんだよ?w」
「あ、ああ…ちょっと待ってて///」

(💢^ω^)
俺の女なのに…

「袋ってこれでいいか?」
「うん。ありがと!!」
「ど、どういたしまして…///」

響side

めんど…
聖の殺気凄いし…

「一応言っておく。営業スマイルだから」
「分かってる…」
「聖も私と似たような事するんだから私も同じ気持ちだよ?」
「…すぐ終わらせる」
「うん」

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