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不器用同士

第104章 今度こそ取材

「なぁ」
「ひ、聖様!?」
「聖様って恥ずいからやめてくれるか?w」
「え、あ、はい…」
「袋2枚持ってる?」
「え?」
「プレゼント入れる袋無くてさ」
「あ、ちょっと待っててください///」

(💢^ω^)
私の男なのに…

「あの、これでいいですか?」
「ああ。サンキュなw」
「はい///」

「悪い、手こずった」
「明日から袋常備だね」
「そうだな」
「…あれ、営業スマイル?」
「当たり前だろ?」
「ならいい」
「怒るなって」
「…怒ってない」

『家に帰ったらキスとかいっぱいしてやるから怒るなよ』

「ーっっ!?///」

耳元はずるいと思う
これ絶対私が照れると思って狙った

「…狙わないでくれる?」
「狙うって何を?w」

確信犯め…

「もういい💢」
「あー!ごめんなさい!狙いました!許してください!」
「あのー…」

何か知らない男が寄ってきた
営業スマイルー…

「え?何?」
「お2人は付き合ってるんですか?」
「「…え!?」」
「とても仲良いので」
「付き合ってないよw」
「そうですか」

私達は思った

「「何で今?」」

放課後

取材か…
めんどいな…

「樋口さん、ステージを終えて感想をどうぞ」
「仲間の協力もあり、ステージは楽しくできたと思います。見てくれる人がいた事、嬉しく思います」

「最後に本物の銃を持った暴力団関係者が来ました。樋口さんはどのようにして暴力団関係者を抑えましたか?」
「昔護身用で習っていた総合格闘技が役に立ちました。お客様を守れて良かったと思います」

「次は小野さんに伺います。周りの方に聞いたんですが小野さんは元から今のような性格では無かったと聞きました。今の立ち振る舞いは作っている物でしょうか」
「俺は元々自分を出せませんでした。ですが、響が『いつも私と話してる時の方がいい』と言ってくれて、だんだんこのような立ち振る舞いになってきました」

「何故樋口さんと歌おうと思ったんですか?」
「これは響が俺と歌いたいって駄々こねたからですねw」
「駄々こねてないでしょ!?」
「そうだっけ?w」
「こねてない!!」

「次の質問いいでしょうか」
「あ、すみません」
「これはTwitterなどのコメントに多数あったんですが、お二人に恋人はいるんでしょうか」
「「いません」」

これは聖と決めた事
聖は嫌がってたけどw

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