無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

嫌だー…
今日何回思ったんだろ…
そしたら響が寄ってきた

『後でお仕置きするから』

マジかよ…
ならこっちだって仕返しだw

「なぁ皆聞いて？響が 『私に嘘ついたから後でお仕置きするから』って言ってきたんだけどw」
「へぇ？ここで言うって事はここでお仕置きされてもいいって事だよね？w」
「え…」
「さぁ!!皆お待ちかね樋口さんから聖へのお仕置きターイム!!」
「今回が初なのにお待ちかねなのかよ!!」
「さぁ動かないでくれる？w」

あー…
怖…

「…はい…」
「じゃあ行きます!!3…2…」

バチンッ!!

「痛ぁぁぁっ!!カウントダウンされてねーじゃねーか!!てかデコピンの威力じゃねーんだけど!?」
「私1でデコピンするなんて言ってないもん」

この女め…

「響と聖さ、いつサイン会始めるの？」
「あ、ごめん!!じゃあ始めていきましょう!!」

響side

めんどい…

「あ、あの!!俺ステージも見て響ちゃんのファンになったんです!!」
「ホントですか!?ありがとうございます!!お名前書きますか？」
「お願いします!!」

これを数十人繰り返した…
手首逝きそう…

「ステージ見れなかったけどファンなので東京から来ました」
「ありがとう!!お名前教えて？」
「小島風雅です」

風雅は整理券を渡してきた

「あ、風雅ってこんな字書くんだね〜。かっこいいねw」
「ありがとう…ございます///あの…俺双子の弟いるんで隣に名前だけ書いて貰えますか？」
「いいよ♪ちょっと漢字書いてくれる？」

あくまでもナチュラルに…

「はい、風雅くんと雷斗くんにだけ書いた私のサイン、大事にしてねw」
「はい。ありがとうございました///」

何で照れてるんだろ…
あ、ファンっていう演技の為か

聖side

女の相手かよ…
疲れる…
しかも覚えたてのサイン上手くかけるか不安すぎる…

「聖様、私このサイン会すごく楽しみにしてたんです!!」
「響と蓮だけ宣伝されてたのに来たのか」
「はい。もしかしたら聖様来てくれるんじゃないかと思って…///」
「そんなに俺の事好きなのかw」
「はい///」

演技辛すぎる…

「名前は？」
「佐藤華です」
「了解w…よし、華の為に書いたサイン、大事にしろよ？」
「はいっ!!」
「いい子w」
「ーっっ!?///ありがとうございました///」