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不器用同士

第105章 サイン会

こんな演技を数十人と繰り返してると自分のキャラがどっちなのか分からなくなってくる…

もちろん角谷が先に暇になってたから着実にファンを増やそうと角谷は女と話してた

角谷side

聖にファンを取られてたまるか…

「君たちは見る目があるみたいだねw」
「好きですから///」
「嬉しい事言ってくれるじゃんwでも俺にサイン求める子が少なかったおかげで君たちとお話できた。運命かな?w」

ある意味自虐か…
自分でも何言ってるか分からない…

「ねぇ佳奈ちゃん」
「えっ!?覚えてるんですか!?///」
「全員覚えてるよw咲ちゃん、真理ちゃん、桜ちゃん」

95人の女の子全員の名前言ってやった…
全問正解だ…
その後は適当に女に接待して終わり…
俺は何をしていたんだろう…

聖side

響は250人くらいのサイン書くんだよな…
絶対きつい

「さて、最後の1人も終わりましたー。いやホントに来てくれてありがとうございました。またイベントとかある場合はTwitterなどに書いておくので見てみてください!!ホントに今日はありがとうございました!!」

あ"ー…
終わった…
酒飲みたい…

「クソ…何で俺の人気が聖より酷いんだ…」
「知らねーよ。こっちだって疲れてるんだから当たるな」
「聖帰ろ?」
「ああ。じゃあ帰るわ」
「はーい…」

角谷side

もう嫌だ…
俺のモテ期終わったのか…?

「角谷くん」
「ん?蘭ちゃんどうしたの…?」
「私の家で愚痴聞いてあげようか?」
「いいの?」
「いいよ。早くおいで」

何故か蘭ちゃんが励まそうとしてる…
ま、女の子の家は楽しいからいいかw

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