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「ここだよ〜」
「本当に廃墟だな…お化け屋敷みたいだw」
「それなwだから私がここにいてもバレないの。灯台もと暗しってやつ？w」
「確かに」

俺は何話すべきなのかが分からなかった

「聖ー。こっち行こー」
「…ああ」

奥の方に行って話すみたいだ

「だいぶ元気になったな」
「お陰様でw」
「ま、元気になって良かった」
「ありがと」
「っっ!?」

抱きつくな…今は恥ずかしい…///

「っ…は…ホント…ぁりがと…」
「また泣いてるのかよ…意外と泣き虫なんだな」
「うっさい…ちょっとくらいいいじゃん…」
「はいはい」

何だよ…
ちゃんと女なんだな…
だけど…うん…

「ちょっと離れてくれないか…流石にこんなくっつかれると…///」
「あ…ごめん」
「あ、ああ…」
「聖って普段はあんま顔に出さないけど意外と照れ屋？」
「…別に…普通…」
「ごめんw」

仕返ししたいのだが何をしたら…

「お前の方が照れ屋だろ。俺が何か言ったりするとすぐ赤くなるし」
「そんな事ないし!!」
「ふーん？………赤くね？」
「聖の顔が近いんだよ!!///」
「そうか？それにしてもコロコロ変わって面白いなw」
「うっさい!!///」
「そこまで赤くなることじゃないだろ」
「…」

黙ったな…
何か言っちゃダメだったか？

「おーい」
「…好きな人と一緒にいると調子狂うんだよ…///」

は…？
そーゆー物なのか？
人を好きになった事ないからよくわかんねー