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不器用同士

第117章 夢の国デート!!

風雅side

「雷斗、枕取ってくれ」

見回してみたら雷斗がいなかった
剣崎さんもいない
告りに行ったのか…
俺もちゃんと告った方がいいのか…?

「……が…ふーうーがー!!」
「はいっ!?」
「何ぼーっとしてるの?」
「あ…いや…」
「シーツ敷くから手伝って」
「は、はい」

どうしよう…
シーツを敷いてる間に告るか考えてた

「…樋口さん」
「ん?」
「好きです」
「え?」
「小野さんのように…樋口さんの事が好きなんです」
「…そうか〜w…でもさ」
「分かってます…だけど俺は諦められなくて…」
「あ〜…だから聖と喧嘩するんだw」
「…まぁ…」
「で?今回もハグすればいいの?w」
「…キスしたいです…」
「あははw若いねw」
「樋口さんも若いと思いますけど…」
「そう?…キスは…聖に怒られるから無理かな…」
「…知ってます」

そんな事誰だって分かる…
でも…

チュッ…

「っっ!?///」
「私にちゃんと伝えてくれた事凄く嬉しかったwだから聖に内緒でご褒美あげるwただし、風雅からのアプローチは受け付けないよ」
「は、はい…///」

樋口さんからの…キス…
ずっと欲しかった物がもらえた…

「樋口さん…俺、諦めませんから」
「えーw」

酷いな…

「これからも好きでいさせてください」
「あんまり暴走しないでねw」
「はいw」
「ほら、早く布団敷くよ!!」
「はい!!w」

響side

まさか告白されるとはねぇw
どうせ蘭も告白されてるのかな?w
雷斗はベタ惚れだったからねw
それよりも聖は大丈夫かな?
ま、大丈夫かw

次の日聖に会ったら凄い疲れきった顔してた
これでおと…師匠の怖さ分かったでしょw
家に帰ってすぐに髪を黒染めして学校に行った

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