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不器用同士

第37章 阿部の心情

聖以外の男が行くのも何だけど…
心配だから病院行って響に会わないように気をつけて響の病室に行った

響は聖と楽しそうにオセロしてた
だけど何も話してないんだよな…

「何で全部勝つんだよ!!」
『…』
「はぁ!?」
『…』
「余裕持つなよ…どうせ響も真っ赤になる癖に…」
『…』
「あー…それずるい…好きな女に言われたらするしかねー…///目閉じて」

え?何も言ってなくね?

『…』
「はぁ!?」
『…』
「悪魔か!?」

悪魔?

『…』
「えー…まぁ…負けたのは俺だからな…目閉じなくていい…」
『…』
「勝負かよ!!」
『…』
「あー…じゃあ行きますよ…」

チュッ…クチュクチュ…

え…病院でキス?
どこでキスの話になったんだよ…

「どっちにしろディープかよ!!///てか地味に上手いな!!///」
『…』
「…」
『…』
「キスした時他の男の事考えてたのか…」
『…』
「もう怒りました。ダメだろ?」
『…』
「次響からキスなw」
『…』

チュッ…クチュクチュ…

うわー…
何でこんなエロいんだよ…
てか何で話さないんだよ…

「俺はたとえ響が声出なくても好きだ」

え…
俺らのせい…だよな…
もう帰った方が良さそうだな…

てか完全に負けたわ…
マジお似合いだよ…

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