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本気になんかならない

第24章 唯一無二

「ならもう、あれくらいは一緒に乗ってよね」

そう言って、俺に促すのは巨大な観覧車。
うあ、空中の密室…

「まさか、高所恐怖症?」

「あー、うん。高いとこからなら
部員も見つかるかもしれないしな」

景色を見てたら過ごせるか、と
2アトラクションを拒否して
そろそろあとに引きにくくなった俺はうなずいた。

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