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本気になんかならない

第24章 唯一無二

その男には見覚えがあった。
数回を遠くから見た姿であっても
俺が違えることのない

北里の、、

初めて行ったあのバーで
彼はピアノを弾いていた。

大学で
誕生日の彼女を口説いていた。

そして、彼女のマンション近くでふたり
一緒にいた。。

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