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本気になんかならない

第29章 オーバーラップ

結果、担任の先生が保健室横の機材置き場を休憩用にあてがってくれて
妹は、そこの机に鳴らない紙鍵盤を広げて過ごす。

そして、見かねた校長先生に、
空いているときは音楽室を使っていいと許可をいただいた。

受けられなかった授業分の課題プリントが山のようでも、ハニィは表情よく取りくんで。
そのうち、授業に出ても平気って自信がついてきたようで。

いい傾向って思ってたら、
つぎは高校から電話が鳴った。。

先ほど、帆澄が上級生にケガを負わせて逃げた、って……。

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