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本気になんかならない

第30章 初デート

俺の夢をみているの?と
ジンと甘く胸をくすぐられた俺

ベッドの柵に手をかけて、
長いまつげを見つめていると

キスしたい、なんて気持ちが浮かぶ。


ほんの軽い口先だけでも

触れたい

って考えてしまう。。


それは、フラれた俺には許可されない聖域。


世の男性は
かって想っていた女性が目の前で無防備に寝てるとき、
どうするんだろう…。

それもまだ、忘れきってなんかいない
今でも心奪われてしまう女性が…。

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