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本気になんかならない

第31章 スクロール

俺を見つめるのは、キレイに澄んだ瞳。

懐かしい
懐かしい彼女。


俺の胸がキュンと高鳴って、

ははっ、俺ったら
今でも彼女に反応してるよ。。

そう思いながら
視線をはずして、こう言った。

「No, I'm サンタ…」

北里は目をまるくしたあと、
三日月のように細めて、笑った。

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