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本気になんかならない

第36章 夜は恋蛍

声をかけると、快い返事で来てくれる。
私のこと好きって、ぽそっと呟くようにささやく彼。

だのに、連絡は最低限。

高校生だから、部活や勉強に忙しいのもあるでしょう。

だけど私、わかってるわ。


あなたが恋する相手は私じゃない。
あなたはまだ、本当の恋を知らないの。

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