take a breather
第21章 Be with you
「集合!」
「「「はいっ」」」
松本先生が号令を掛けると
練習していた先輩たちが先生の元に駆け寄ってくる
2、3年生合わせて50名程といったところか…
推薦で生徒を集めてると言っても
人数はそんなに多くは取ってないようだ
「みんなに紹介しておくな
明日から入部する二宮と大野だ
可愛がってやってくれよ
期待のホープだからな?」
「二宮と大野って
あの、大宮ペアですよね!」
テンション高めの力加減馬鹿男先輩
「お?なんだ、相葉知ってるのか?」
「そりゃ知ってますよ!
近くの中学から全国大会準優勝の選手が出たんですから」
「それなら話は早い。相葉」
「はいぃ?」
気の抜けた返事だな…
確かにおちゃらけたと言うか
お調子モノっぽい
「お前、明日から二宮とペアな?」
「へっ⁉︎お、俺が二宮くんとっ⁉︎」
これは流石に本気で驚いたようだ
「よろしくお願いしますね?相葉先輩」
ニノがニコッと笑って挨拶をする
「よ、よ、よろしくっ、二宮くんっ」
慌てた相葉さんの頬が少しピンクに染まった
「んで、櫻井」
「…はい」
こちらも驚いてはいるみたいだけど、返事は冷静
「お前は大野とペアな」
「どうしてですか?
なんで俺がまだ入部もしていない後輩とペアを組まなきゃならないんです?」
当然の疑問…
みんなそう思ってんだろうな、と思ったんだけど
周りの先輩たちはそうでも無さそう
「櫻井、試しにペア変えてみろよ
ここんとこ調子上がってないだろ?」
「キャプテン…でも…」
俺たちが見に行った新人戦で優勝した人だ
あの人がキャプテンなのか…
そのキャプテンから言われても、まだ納得出来なそうな櫻井さん
「わかった、櫻井…
お前もいきなり言われたら納得出来ないよな?
なら、明日試合をして決めよう
お前自身がどちらがいいか決めていいぞ?」
松本先生からの提案に
櫻井さんも仕方なし、といった感じで頷いた
「…わかりました」
「「「はいっ」」」
松本先生が号令を掛けると
練習していた先輩たちが先生の元に駆け寄ってくる
2、3年生合わせて50名程といったところか…
推薦で生徒を集めてると言っても
人数はそんなに多くは取ってないようだ
「みんなに紹介しておくな
明日から入部する二宮と大野だ
可愛がってやってくれよ
期待のホープだからな?」
「二宮と大野って
あの、大宮ペアですよね!」
テンション高めの力加減馬鹿男先輩
「お?なんだ、相葉知ってるのか?」
「そりゃ知ってますよ!
近くの中学から全国大会準優勝の選手が出たんですから」
「それなら話は早い。相葉」
「はいぃ?」
気の抜けた返事だな…
確かにおちゃらけたと言うか
お調子モノっぽい
「お前、明日から二宮とペアな?」
「へっ⁉︎お、俺が二宮くんとっ⁉︎」
これは流石に本気で驚いたようだ
「よろしくお願いしますね?相葉先輩」
ニノがニコッと笑って挨拶をする
「よ、よ、よろしくっ、二宮くんっ」
慌てた相葉さんの頬が少しピンクに染まった
「んで、櫻井」
「…はい」
こちらも驚いてはいるみたいだけど、返事は冷静
「お前は大野とペアな」
「どうしてですか?
なんで俺がまだ入部もしていない後輩とペアを組まなきゃならないんです?」
当然の疑問…
みんなそう思ってんだろうな、と思ったんだけど
周りの先輩たちはそうでも無さそう
「櫻井、試しにペア変えてみろよ
ここんとこ調子上がってないだろ?」
「キャプテン…でも…」
俺たちが見に行った新人戦で優勝した人だ
あの人がキャプテンなのか…
そのキャプテンから言われても、まだ納得出来なそうな櫻井さん
「わかった、櫻井…
お前もいきなり言われたら納得出来ないよな?
なら、明日試合をして決めよう
お前自身がどちらがいいか決めていいぞ?」
松本先生からの提案に
櫻井さんも仕方なし、といった感じで頷いた
「…わかりました」