無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

再び近づいてきた智くんを、瞼を伏せ迎えた

唇を薄く開いて迎え入れれば、最初から舌を侵入させてくる。

くちゅくちゅと絡ませてくる舌が、単独の生き物のように激しく動き回る

「んふっ…んっ…んっ…」

呼吸が苦しくなって、引こうとしても獲物を追うそれは逃しはしないとばかりに追い詰めてくる

「んんっっ…」

耐え切れなくなった俺は顔を横に背けた

「はぁ……あっん！」

呼吸を整える間も与えてくれず、智くんは首筋に唇を落とした

軽く吸い上げる力が絶妙で、少し擽ったさも感じながら背筋を快感が走り抜けてく

チュッと音がする度、背中が軽く仰け反る

「あっ…あっ…」

俺、こんなに感じ易かったっけ…

ぼーっとした頭でそんなことを思った。

変わらずの智くんの攻めに体がピクピクと跳ねる

「あっ…さ、としく…まって…」

「ムリ…」

そう一言だけ言った智くんの手がスエットの裾から中に入ってきた

脇腹を撫で上げ、そのまま胸に向かう

目的の場所を見つけた指先は、すぐさまそこを転がすようにクリクリと弄び始めた

「あっ！やぁっ…」

俺が反応すると益々動きを激しくさせる

軽く摘んだり、触れるか触れないかの優ししいタッチで撫でたり…

「あっ…あぁ…さと、しくんっ…はぁっ…ダメっだ、て…」

首を横に振りながら悶えてると、智くんの手がそこから離れた

ホッと息を吐き、力を抜くとスエットの裾を掴まれ、一気に捲り上げられた

スポッと頭も腕も抜き去られ、あっと言う間に上半身裸に…

手際良すぎ