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take a breather

第5章 復活LOVE

この綺麗な微笑みは翔くんの覚悟の表れ

最初の時は俺に抱かれることを決意した

2度目は俺との別れを決意した

そして3度目…俺と共に歩む未来を決意した

微笑む翔くんの後頭部に手を添え、引き寄せる

「俺も、大好き…」

囁くように伝えながらキスをする

今度は何度も何度も想いを伝えるように…

互いに求め合い
触れては離れまた触れる

翔くんの唇が俺を誘うように薄く開いた
迷わず舌をねじ込むとそれを迎えてくれる翔くんの舌

お互いの『離さない』という気持ちがキスを激しくさせていく

「んっ…」

翔くんの口から漏れる甘い吐息が益々俺を煽る

翔くんをゆっくりとソファーに押し倒し
その間も続けられるキス…

翔くんの腕もしっかりと俺の頭を抱え込む

キスの位置を唇からずらし
首元に顔を埋めた

「あっ…」

翔くんの体がビクッと震え、声があがる
それでも翔くんの腕が俺から離れることはない

首筋にそってキスを落としながらシャツの裾から手を忍ばせた

脇腹を撫で上げるだけでしなる体…

「はぁ…」

吐き出す息には既に熱がこもってる

翔くんの瞳にも…

俺を見上げる翔くんの瞳には欲情の炎が灯っていた

「さとしくん…」

翔くんの俺を呼ぶ甘い甘い声…

翔くんの腕を掴み立ち上がると
そのまま寝室へ向かった…

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