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take a breather

第5章 復活LOVE

そうだよな…俺が何も考えず行動に出れば翔くんが抑えなきゃいけないんだ

想いは同じなのに…

「翔くん、ごめんな?俺、好き勝手しちゃって
翔くんは我慢してくれてんだよな?」

さっきのキスの時も、最初に対抗したのはそういうこと…
それなのに俺は自分の欲望に走った

「ふふっ、いいよ。だってそれが智くんなんだもん
それにね、松潤が言うように嬉しかったりするんだよ…」

恥ずかしそうに微笑む翔くんが可愛くて思わず抱きしめた

「翔く〜ん!」

「うわっ!」

勢い余ってソファーに倒れるふたり

「全然わかってないよね、このおじさん」

ため息混じりのニノ

「ははっ、これくらいなら許せる範囲でしょ」

「え〜、じゃあ俺もニノちゃん抱きしめちゃう!」

相葉ちゃんが両腕を広げニノに向かって行くと頬を紅く染め抵抗するニノ

「やめっ…相葉さ…」

相葉ちゃんはそんなニノを物ともせずにギュウギュウと抱きしめる

「いいじゃん、ニノも
今は俺たちしか居ないんだし…
それにそれくらいならスタッフさんに見られても『ほんと仲いいですねぇ』って笑ってくれるよ」

相葉ちゃんとニノを優しい目で見る松潤

「だよねぇ〜」

相葉ちゃんも満面の笑み

「もぉ…仕方ないなぁ」

抵抗を止め大人しく相葉ちゃんに抱かれるニノ

そんなふたりを幸せそうに見つめる翔くん

その翔くんを抱きしめ幸せを感じてる俺…

個々の幸せが嵐の幸せに繋がる

だからさ、これからもずっと幸せでいような?

「愛してるよ、翔くん」

耳元で囁やけば笑顔で抱きしめ返してくれる翔くん

「俺も…」

うん!幸せだっ!

《end》

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