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take a breather

第5章 復活LOVE

慌てて体を起こし振り返る
ドアの所に立っていたのは松潤とニノと相葉ちゃん

「確かに言ったよ?
仲のいい嵐で通用するだろうって…
でもさ、流石にディープキスはねぇ」

苦笑いする松潤

「大野さん、浮かれすぎでしょ…」

呆れ気味のニノ

「今すっごいチュウしてたね!おおちゃん」

ハイテンションの相葉ちゃん

「無理矢理襲ったようではなさそうだけど、上手くいったってことかな?おふたりさん」

テーブルに荷物を置きながら松潤が俺たちを交互に見た

「おかげさまで」

俺がそう言うと笑顔の相葉ちゃんが俺に抱きついてきた

「よかったねぇ、おおちゃん」

「うん…ありがと」

「翔ちゃんも、よかったね」

ニノが翔くんの前に立ち、嬉しそうに微笑んだ

「ありがとう、ニノ」

微笑み返す翔くんを見て満足そうなニノが突然くるりと俺の方に向き直った

「でもね!楽屋でのディープキスは駄目でしょ!大野さんやりすぎ!」

「だって翔くんが…」

「だってじゃない!
この前翔ちゃんが相葉さんに注意したばっかでしょ!
翔ちゃんのこと真剣なら慎重に行動しなさいよ」

「はい…おっしゃる通りです…
ごめんなさい」

「わかればいいんですよ、わかれば」

「大変だなぁ…翔くんもニノも…」

松潤がニヤニヤ顔で俺たちを見てる

「なんでだよ」

「ニノも翔くんもお互いのパートナーは大好きなんだよ?
でもさ、リーダーと相葉くんは気持ちに素直に行動し過ぎるから
翔くんとニノは行き過ぎないように抑えなきゃならない
所謂、手綱を握るってやつ?」

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