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take a breather

第6章 season

智がゴムを嵌め準備をする様子を見ているだけで下の入口がキュッとした

初めてなのに、早く挿れて欲しいと思ってしまう俺は変なのか?

ローションを塗り終わると智が俺の方を見た

それが合図かのように
俺は自ら脚を開き智を招き入れた

智が自分のモノを俺の入口に何度か擦りつける

「あ…」

入口がヒクヒクする…

「行くよ?」

「ん…」

智が両手を俺の腰の横につき
ゆっくりと腰を押し込んできた

「ああっ!」

今までで一番の圧迫感…
こんなんで全部入るのか?
自然と体に力が入り、これ以上入り込むのを阻止してるかのよう

「しょお…」

名を呼ばれ薄く目を開くと智が微笑みを浮かべてた

「大丈夫、だから…」

智の手が優しく髪を梳く…

その微笑みと声と手に安心したのか
体からふっと力が抜けた

「さ、とし…」

智に向かって右手を伸ばすと
その手を握りしめキスをくれる

「翔…愛してるよ」

囁きながら繰り返されるキスに気を取られていると
智が俺の事をギュッと抱きしめた

「入った…」

「え…あっ…」

俺のナカに智がいるのがわかる

「よかった…」

「…うん」

俺の呟きに小さく頷く智

智は未だしっかり俺を抱きしめている

「智?」

声を掛けると漸く顔を上げた
俺を見つめるその瞳はキラキラと潤んでる

「泣いてるの?」

「ん…ちょっと感動しちった」

照れ笑いする智が愛しくて
引き寄せてキスをした

「…俺も…感動した」

智がそれほどまでに俺を求めてくれてたことに

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